この本は「シスター鈴木秀子」氏と、「長老アルボムッレ・スマナ・サーラ」氏との対談本である。
この本の副題には「シスターが長老に聞きたかったこと」と書かれていたので、買ったものである。
アルボムッレ・スマナ・サーラ氏は日本在住のスリランカ初期仏教の長老との事。
以前に瞑想を検索中に、そんな人が日本に居ることは知ってはいたが、その瞑想法は私の求めているものではなかったので、それ以上の興味を持たなかった。
今回聖心会と言う、カトリックの修道会の「シスター」と言う肩書を持つ鈴木秀子さんの著書を続けて読んでいるのだが、それは彼女が単なるカトリックのシスターと言う枠に収まらない、とても意識が高い人だと感じたからなのだが、彼女が自分で書いた文章には、相手に対しての畏敬の念と愛があり、またその相談相手に対して「癒し」を与えられる人だと思う。
この動画は先日ブログに感想を載せた『「プルーフ・オブ・ヘヴン 」 エベン・アレキサンダー著』をテレビで取り上げた時の映像の様である。
この映像がたぶん流されて、それから本を買われた人が多いと思われるが・・・・
確かに本を読む前にこの映像を見ていると興味が湧くと思われる。
しかし、あの本はもつと当時の出来事をリアルに描いてあり、それを読んだ後だったので、なにかこの動画には物足りなさを感じる。
(資)文化財復元センター おおくま