画像処理ソフト
よくデジタル復元には専門のソフトが必要なのか?と聞かれるのですが、いぇ必要は有りません。一般的な画像処理ソフトを使っていますが、ただし高性能なもののほうが使いやすいと思います。
画像処理ソフトにはいろんな機能が満載されていますが、その中でもわたしは自分が使う機能以外は、ほとんど知らないのが実情です。
基本的に必要なものは「レイヤー」と呼ばれる、アニメのセル画などの風景と人物を別々に描くときに便利な機能で、復元では、元になるカラー画像と、赤外線やその他から得られた画像などを組み合わせるのに、どうしても必要です。
続いて「色調補正」は必需品で、「明度」「色相」「彩度」の修正を行います。
画像処理ソフトも機能満載ですから、どうしてもいろいろと使いたくなるのですが、ここでもう一度「修正」と「復元」の違いを思い出してください。
復元は綺麗にすることが目的ではなく、「元に戻す」のが目的です。
デジタル画像は、コピーを繰り返しても、アナログと違い画質が悪くなることはありません。しかし、実は「補正」を繰り返すことにより、画質は落ちると言うことを覚えておいてください。
つまり触りすぎないことです。