記録を後世に伝える
デジタルアーカイブと言う言葉が一昔前は盛んに聞かれ、最近はあまり耳にしなくなっていますが、これは文化財や文化を「デジタルデーター」として記録を残し、そしてそれを活用すると言う試みを指しています。
つまり、形あるものは「劣化」は避けられず、また実物の活用には限度がありますが、「デジタルデーター」にすることにより、「記録」としての劣化は防ぐことが出来、しかも形のないデジタルはネット上でも活用できたりします。
ただ、あくまでもそれらは「記録」に過ぎないわけです、現物では有りませんから。
だとすれば、文化を、そして文化財を「記録」として後世に伝えるためには、「正確な記録」である必要があり、極力「推定」や「仮定」を排しないといけないことになります。
そこが「CG」と「画像による文化財復元」の大きな違いとなります。