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「海と毒薬」NETFLIX 
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遠藤周作の小説で、小説そのものは1957年に発表された。

映画化は1986年に「日本ヘラルド映画」によって、制作されたらしい・・・
この映画、Wikipediaによると第37回ベルリン国際映画祭・銀熊賞審査員グランプリ部門受賞作とある。

何やら題名から、日本軍が戦時中に開発した「毒ガス」の話しかと思いながら見始めた。
ところが、大学病院の外科で軍部から頼まれ、「米兵捕虜の生体解剖」と言う話が出た。

この話・・・
何やら聞き覚えと言うか、映像で見たような記憶があるのだが・・・・
さりとてこの映画を見た記憶もない。

原作者の遠藤周作は御存じの方も多いと思うが、クリスチャンである。
この小説は、実話に基づくが、細部は変えられているらしい・・・

で、要するに大学病院の権力争いが絡んでおり、執刀教授以外に何人もの医者、そして看護婦が手術を行ったが、のちに軍事裁判にかけられ
死刑を言い渡されるが、朝鮮戦争がはじまり、全員釈放されたと言う。

で、何故私はこの話を聞き覚えがあったのか?ネットで検索した。
すると、NHKのドキュメンタリーとして放送されていた。

私はこの作品に導かれたと思っている。

(資)文化財復元センター おおくま
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