ネット配信のリストを、「アイウエオ順」に検索し、「見たいものリスト」に登録した。
「しあわせのかおり」は、大人が見ても、結構学ぶべきものが有った。
それに対し「しあわせのパン」は北海道の洞爺湖畔に、若い夫婦が営む、パンとコーヒーの店を訪れる人々の話。
「しあわせのかおり」は、十分現実感のある話だが、こちらは・・・・
むしろ逆に「大人のポエム」とでもいうのか、「現実味」いゃいゃ「生活感」をすべて取り去り、「癒し」を求めた作品なんだろうと思う。
「船を編む」と言う、変わった題名であるが、何かの編み物かと思うと、辞書を創ることを言うらしい。
とても地味なストーリーだと思う。
唯一の盛り上がりは、主人公の馬締(まじめ)が、下宿屋のおばあさんの孫娘の「かぐや」に恋をして、告白するまでの間かなぁ・・・
それでも、とても地味な盛り上がりなのだが、主人公も真面目一筋の馬締(まじめ)であり、そのかぐやも少し変わった女料理人である。
淡々とストーリーは展開するが、かと言って、見ていて退屈すると言うほどでもなく・・・・
しかし、一冊の辞書を創るのに、十年も二十年もかかるとは知らなかった。
この映画、2007年の制作だと言う。
始めの部分に、石原新太郎の名前が出てきたから、彼が関わっていることは判ったが、エンディングで脚本が彼らしい。
話は、特攻隊の基地であった鹿児島県の知覧飛行場近くの食堂の女主人の口を借りて、当時の若くしてお国のために死に行く若者立ちのドラマである。
石原新太郎が絡んでいるので、どうしても美化されて描かれた部分があるが、しかし彼らは確かに「愛するもの」のために、自ら死を選んだ人たちで、彼らがいたからこそ、現在の日本はあることも確かだと思う。
ただ・・・・
惑星探査機む「はやぶさ」についての映画は、先日YouTubeで1本見た。
確か3本作られているとの事で、こちらも見てみた。
何やら60周年記念の映画らしい・・・・
出演者は、どちらかと言うと、以前に見たものより豪華なのだが、記念映画ということで、重厚な雰囲気を出したいと思われての事か、映画のトーンが「ローキー調」に抑えられていた。
結果、全体的に暗いイメージの映画となり、ストーリーの展開には「オンナ」が欠かせないが、あちらの方が若く生き生きと描かれているが、こちらは子持ちの記者で、ナレーションも担当しているが、物語もあまり盛り上がりもなく、ただはやぶさの工程をだらだらと描いているみたいで、私の好みから言うと、明らかに前の分の方が良いと思う。
ただ、こちらにまた藤竜也が出ているが、海猿とも、しあわせのかおりともまた違う、全然別人をうまく演じていた。
(資)文化財復元センター おおくま
この映画、今日、見だしてから気が付いたが、どうも以前にテレビで見た覚えがある。
高校のコーラス部員の主人公の女の子が、好きな男の子から歌う顔が面白いと言われた・・・・
それがきっかけで、歌う気力を無くすのだが、どういうわけか、ガラの悪い男子校のガクランを着たコーラス部員と知り合い、また心を込めて歌うことに目覚めた・・・
と、至って単純なストーリーなのだが、ガクランを着た男子校のメンバーが、とても高校生とは思えないくらいふけている。イャホンマ!!
まぁ、それはそれで面白いのだが、この主人公の女の娘・・・とても愛嬌が有ってかわいい・・・・
この娘、確か「天然コケコッコー」や「砂時計」にも出演していたみたいで、なんか見ていると、憎めないかわいらしさのある顔だよねぇ・・・・
こんな単純なお話で、大人がどうこういうような映画じゃないが、しかしこれはこれで、見ていると気持ちが癒されるし、なんか幸せな気持ちになれる映画だと思う。
(資)文化財復元センター おおくま