1998年のハリウッド映画である。
今から17年前かなぁ・・・・
ちょうど私が離婚した頃の作品らしいが、私は初めてこれを見たのはたぶん10年ほど前だったと思う。
実は私は、インターネットが普及するずっと以前に「パソコン通信」と呼ばれるネットがあり、今から25年程前かなぁ??
その創成期から、私はその手のコミュニケーションに参加していた。
とは言っても、当時はまだ「出会い系」などなく、趣味である「写真のフォーラム」で、写真談義を繰り広げていた。
今の人には考えられないかもしれないが、「文字によるコミュニケーション」が初めて可能になった時代の事であり、当時から「文字」というか「文章」は、書き手の意思がそのまま伝わらず、多くの誤解を生じ、フォーラム内でも何度も口論を経験した。
学習機能が働く私は、それが書き手の意思ではなく、「受け取り方」が原因なのが幾度もトラブルを経験すると、気が付いた。
その後、インターネットの時代となり、私も離婚したことで「次のパートナー」をネットで探し始めた。
ちょうどこの作品が創られた時代に、私も似たようなことをしていたわけだ・・・・
私は出会い系で、500人以上とメールのやり取りを経験している。
こんな話をすると、女たらしと誤解されるだろうが、十数年間で500人であり、二股や三股で付き合ったわけではない。
この手の世界は今ではマスコミでも取り上げられるから、珍しくなくなったが、最初の頃はほとんどが男で、女はネット上では「お姫様」扱いされる。
つまり、一人の女に、数十通~数百通のメール度届く。
すると女は、自分がお姫様のように自惚れる。
そうすると、例え誠意をこめたメールでも、その女の「好み」のものにしか、返事を返さない。
だから、例えば一人の女に絞ってアタックしても、返事が返るのは1/10の確率となる。
そう、その返事が返ったのが500人を超えているということは・・・・
こちらは最低その10倍のメールを出したことになる。