この映画、実は1か月ほど前にYouTubeで見ている。
なかなかいい映画だと思ってみていたのだが、肝心のラストの部分がカットされており、とても気になり、他の動画も検索したのだが・・・・
結局見つからなかった。
そこで配信動画としてリストに有ったので、最初からまた見てしまった。
とてもいい映画だと思う。
YouTubeで見たときも、どうも別荘地での撮影だと思っていたが、今回気になり調べたら「清里」らしい・・・
実際にはあんな生活は大変だけど、人間、歳をとるとどうしてもあんな自然の中で暮らしたいと思うようになる。
私もいずれ長野あたりの別荘地で、つぶれたペンションでも買い取り、この仕事をスタッフと続けたいと夢見ている。
この原作は、何やら賞をもらったものらしい・・・
中学生の登校拒否の女の子と、外人のおばあちゃんとの交流を描いているが、そのおばぁちゃん・・・・実は本物の魔女であったとしめくくっていたが、さすがは本物の魔女、ナイーブな思春期の女の娘の心をうまく導いていた。
手塚治虫が描いたブッタ・・・・・
大変興味が有ったのだが・・・・
見始めると、すぐに、がっかりした。
とはいえ、とりあえず最後まで見てみないと、後半が良いかもしれないと、時間の無駄とは思いつつ、最後まで見た。
と、言っても、其の1では釈迦が城を出るまでの物語なのだが、ついでにその2を見てみようとしたら、どうも「500円」かかるらしい・・・
悪いがとてもそんな金を出す気には、なれない。
釈迦については、いろんな人が本を書いていると思うが、高橋信次も「人間・釈迦」と言う大作を書いており、その1~その4までは書きあげているが、未完のまま彼は世を去った・・・
ネット配信のリストを、「アイウエオ順」に検索し、「見たいものリスト」に登録した。
「しあわせのかおり」は、大人が見ても、結構学ぶべきものが有った。
それに対し「しあわせのパン」は北海道の洞爺湖畔に、若い夫婦が営む、パンとコーヒーの店を訪れる人々の話。
「しあわせのかおり」は、十分現実感のある話だが、こちらは・・・・
むしろ逆に「大人のポエム」とでもいうのか、「現実味」いゃいゃ「生活感」をすべて取り去り、「癒し」を求めた作品なんだろうと思う。
「船を編む」と言う、変わった題名であるが、何かの編み物かと思うと、辞書を創ることを言うらしい。
とても地味なストーリーだと思う。
唯一の盛り上がりは、主人公の馬締(まじめ)が、下宿屋のおばあさんの孫娘の「かぐや」に恋をして、告白するまでの間かなぁ・・・
それでも、とても地味な盛り上がりなのだが、主人公も真面目一筋の馬締(まじめ)であり、そのかぐやも少し変わった女料理人である。
淡々とストーリーは展開するが、かと言って、見ていて退屈すると言うほどでもなく・・・・
しかし、一冊の辞書を創るのに、十年も二十年もかかるとは知らなかった。