先日「大地の子」を紹介した。
このドラマも、NHKで放送された「残留日本人孤児」をテーマにしたものである。
このドラマは以前にテレビで見ている。
その時も感動したが、今回は「大地の子」同様に、見ていて何度も涙がこぼれてきた。
感動の涙と言うより、彼ら中国に取り残された日本人孤児が、いかに中国で差別され、苦労をしてきたか?
そして、確かに孤児のほとんどは「「労働力」として養われ、苦労をしてきたものが多いのだろうが、中には「心優しい中国人」に育てられた、少ないかもしれないけど、恵まれた人々もいた。
とはいっても、その人たちでさえ、今の我々の世代に比べると、比べ物にならない苦労をしているし、またそんな日本人孤児を育てるためにも優しい中国人自身が、どれだけ周りから差別され、どれだけ貧乏しながら、血の繋がらない日本人の子供に愛情を注いてきたか?
それを思い知らされ、涙がこみ上げてならなかった。