二日ほど前にFacebookで。シーシェパードの蛮行記事を見つけ、それをシェアした。
シーシェパードが太地町のイルカ漁の阻止を口実に、蛮行を繰り返しているわけだが、少なくても彼らは自分たちが間違ったことをしているとは思っていない。
私はよく「常識」と言う言葉を使うが、常識とは万人に共通するものなどなく、それはある「共通項」を持った人々で「共有」されているに過ぎない。
にもかかわらず、多くの人は自分の常識は、万人共通だと誤解している。
もっと突き詰めれば、その人個人にとっての「常識」でしかないのだが、その裏には「正義」と言う言葉が隠れていたりする。
そう、多くの人は「正義感」を持っているはず・・・
自分は間違っていない、正しいのだと自負するから、それを行動に起こす。
偉そうなことを言う私も、正義感は人一倍強い。
世の中が間違っているから、私は断固それを正す・・・・
そんな気持ちが一杯なのだが、それがたまに間違いを犯す。
度が過ぎるとか、偏ることでその間違いをおこすと言うことに、最近気が付いた。
釈迦が「中庸」と言う言葉を使うのは、そういう偏りを排し、中間がちょうどいいということらしい・・・
このことは、一人一人が気を付けなければいけないことだと思う。
(資)文化財復元センター おおくま