この本は2週間ほど前にAmazonで「無意識」をキーワードに検索して購入した。
届いてから最初は1/3ほど続けて読んでみたが、私の求めているような例が見つからない・・・
著者はどうもアメリカで心理分析を学んだ、臨床心理士との事。
初めに、夢の内容は、夢占いと違い、同じ物が出てきても、「夢見者」によって意味が違うと書かれていて、私も期待したのだが、しかし、例を見ていくと、いつの間にか、著者が勝手に夢見者の事にこじつけているような思えるものが多い。
著者は「夢分析」として、フロイトの話が時々出てくる。
しかし、著者はフロイトの分析はすべて「性」に結び付けられているが、そうでないものも多いと言うから、ひょっとするとユングの「夢分析」でも学んだのかと思って読み進めたが、フロイトの話はたびたび出るが、ユングの話は出てこない・・・