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ブログのジャンル分け
最近ブログに書きこむ内容が随分変わってきた。
 
元々、仕事である「文化財復元」の記事を中心に書いてきた。
 
ところが、最近統計を取りだすと、平均すると毎日70件ほどのアクセスがある。
 
その半分がブログなのだが、まずキーワードで検索して来られた人でも、平均2ページは読まれているらしく、興味のある記事が今のままでは判りずらい。
 
 
そこで、ジャンルを再編成した。
 
ただ、ジャンル分けを変えようとすると、それぞれの記事をいちいちわけ直さないといけない。
すでに記事は400を超えているので、いかに作業を少なくするか?
 
また試行錯誤で考え、前のジャンル分けの名前を、まずその中身が一番多い新ジャンルに替え、それからその中からまた別の記事は移動させた。
 
結構手間であり、二日がかりで何とかわけ直した。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
『「タオ心理学」ユングの共時性と自己性』ジーン・シノダ・ボーレン 著
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アマゾンで「共時性・シンクロニシティ」をキーワードに検索した。
 
引き寄せ本にはシンクロニシティについて書いたものもあるが、ユング心理学関係ではとても少ない。
 
ただ、引き寄せ本に在るように、「法則として存在する」と言われても、「ホンマカイナァ???」と他人の話を鵜呑みにできない性分なので、もう少しちゃんとした根拠を求めていた。
 
 
で、この本もレビューを見ると、評判がいい・・・
 
ただ「タオ心理学」なる分野があるわけではなく、この本は随分昔の本で1987年に出版されたもので、すでに30年近く前に書かれたもので、しかも著者はアメリカ在住の日系の女性らしく、当時女性でただ一人のユング心理学の分析家だったらしい。
 
この本は、今までで読んだ本の中では一番「共時性」と言うものを納得できる説明がされている。
 
 
 
まず「共時性」とは、因果律で説明できない出来事を差し、また「同時性」とも意味が違う。
 
つまり、例として挙げられているが、石を窓ガラスに向かって投げた場合、何処で、誰が投げようと、石にはガラスを割る力がある。
 
これは因果律に沿っているが、しかしもし、その時に窓のそばに立っている人が、何らかの「直感」で、窓から離れた方がいいと感じて、窓から離れ、ガラスが割れてもけがをしなかった場合、これは「共時性」が働いたと言える。
 
また「同時性」とは、「同じ時間」に複数の飛行機が離着陸したとしても、それぞれの飛行機には関係性がない。
 
 
 
また先日の「シンクロニシティ」と言う本では「意味のある偶然」という説明もされている。
 
 
 
この本には、ユングは『もし心理的発展』の目標が自己性であるとすれば、そこには「直線的な進化と言うものはなく、あるのはただ、自己性のまわりを巡回することだけである」』と言っているらしい。
 
意味が分かりにくいが、要するに精神的な発展を求めているとしても、それは直線的に発展するものではなく、あくまでも「自己性」つまり、自我と無意識に跨る存在を中心として、その周りをぐるぐる回るようなものだということらしい。
 
 

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