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「思いやりのチャクラ」キャロライン・メイス著 その3
004
私はシスター鈴木秀子の文章にも何度も涙したのだが、この著者のキャロライン・メイスの文章も、今回のモノは特に胸に滲みるものが多い。
 
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昔、とても年老いた男がいました。
目はかすみ、耳は遠く、膝は震え、テーブルにつけばスプーンをもつのもむずかしく、テーブルクロスにスープをこぼしたり、口からしてだらだらたらしたりしていました。
 
息子とその妻はうんざりし、ついにその老人をストーブの裏側になる部屋の隅に座らせ、陶器のボウルに少しだけ食べ物を入れて与えるようになりました。
 
老人はいつも目を涙でいっぱいにして、テーブルのほうを見ていました。
 
ある時、老人は震える手のせいでボウルを落し、割ってしまいました。
嫁に叱られた老人は何も言わず、ただため息をつくだけでした。
 
それから、息子夫婦は安物の木のボウルを買い、それで老人に食事を与えるようになりました。
 
家族がくつろいでいた時の事です。
四歳になる孫息子が床に落ちていた木片を集め始めました。
 
「なにしているんだい?」父親が訪ねると、その子はこう答えたのです。
「小さな餌入れを作っているんだよ。 僕が大きくなったとき、父さんと母さんがご飯の時に使えるように」
 
息子とその妻はしばらく見つめ合い、やがて泣き始めました。
そして、夫婦は老人をテーブルに着かせ、その日からいつも老人と一緒に食事をするだけでなく、少々食べ物をこぼしても何も言わなくなったのです。
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私はこれを読んだとき、思わず涙がこみ上げてきた。
 
いゃ、感動の涙ではなく、自分自身の懺悔の涙である。
 

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「ゆだねるということ」(下) ディーパック・チョプラ著
003
この本の(上)でも感じたのだが、この巻はシンクロニシティを起こす方法として、瞑想を薦め、それについていろいろと書かれているのだが、上巻にも「」と言う言葉が1度だけ出てくるが、しかし違った意味合いで使われていただけだが、この巻も半分ほど読んだのだが、やはり「神」と言う言葉が一度だけマントラについて、「神又は宇宙の意識」と言う形で使われているだけだった。
 
上巻もそうだが、下巻もどちらかと言うと「引き寄せ」についての初心者向けの解説と、下巻では同じく初心者向けのトレーニング法として瞑想を薦めているようである。
 
ただ、そのトレーニングについていろいろと説明があるのだが、私はこの手の本をいくつも読んでいるので、今更そのレベルの話ではなく「何故うまくいかないのか?」と言うところを知りたいと思うが、あいにくそのレベルではないように思う。
 
 
ただ、この本の中ですこし役立つことが書かれていたのが、アマゾンの狩人が一つも獲物が取れない状態で、シャーマンのところへ行くと
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問題は狩猟者の心の中に在る何かが、獲物を見つけられないようにしているのです。
シャーマンは儀式を行い、心の中に在るこの何かを変えるよう助言します。
外界の現実をコントロールしているのは、感情と思考なのです。
 
「この世の中には自分に合った仕事は一つもない」と言う言葉が出てきたときには、心の中を覗き込み、「外界には何もないなら、内面の世界に何か無いのだろうか?」と、自分の胸に問いかけてみるべきです。
内面で交わされている対話を検討し、意識的なエネルギーの流れがさえぎられている場所を見つけ、そこからエゴを取り除き、邪魔にならない場所に片づけて、心の中に魂の炎を輝かせなくてはなりません。
 
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と、ある。
 
なるほどその通りなのだが、問題は「それでもうまくいかないとしたら??」と言うところを知りたいのだが・・・
 
余談だが、このアマゾンのシャーマンと言う存在は、エハン・デラヴィ氏自身とラハム・ハンコック氏もアマゾンのシャーマンから異次元を見せてもらったと言うし、この手の世界ではよく出てくる例えなのかな??
 
 

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「引き寄せの法則」とイメージング
 003
私は1年ほど前から半年間ほど、この「引き寄せの法則」に関する書物をずいぶん読んだ。
 
ただ「シークレット」もそうだが、大半のものは「物欲」を満足させるために応用するものがとても多い。
例えばジョー・ヴィターレの本はどれをとっても、具体的に何をすることによって、どれだけ稼いだと言うものが多い。
 
人は誰でも欲があるから、そんな成功例につられて、自分も試みるのだがほとんどうまくいかない。
 
そして、それらの本には「コツ」として挙げられているのが、まず「意識をリラックスさせること」。
口で言うのは優しいが、実は意識すればするほど、それから遠のいてしまう。
 
もう一つは「願望を鮮明にイメージすること」と必ず書かれている。
 
実際にやって見れば解るが、特に日本人はイメージ力が乏しいらしく、ほとんどの人はここで挫折する。
 
多くの引き寄せのノウハウ本がある中で、神格化された指導者が何人かいるのだが、「ネビル・ゴダード」と「ジュヌビェーブ・ベーレン」もその中に入るらしい。
 
 
私は物欲は他の人に比べ、とても少ない。
ただ、願望はある。
その実現のために「引き寄せの法則」を使おうとしたときに、特にネビル・ゴダードに興味を持った
 
他のほとんどのこの手の本の著者は、自ら明らかに営利を目的としていると思える。
つまり本を売ることと、講演やセミナーの実施でずいぶん儲けていると思うのだが、ゴダードは世界大恐慌の時に無料で講演をして、録音も許し、人々を救済するために自ら行動を起こした。
 
それが私には信じられる人と言う印象を与える。
 
また、ベーレンは「トマス・トロワード判事」の唯一の弟子との事。
 
 
そこでこの二人の著書を元にこの話をするのだが、ゴダードは「想定の『超』法則」の中で
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あなたが自分の望むことを想像し「思う形」が自然界の形のごとく鮮明になれば、あなたは想像する力によって運命の支配者になるのです。
 
想像はあなた自身であり、想像で見る世界が真の世界です。
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と、まで言う。
 

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「心のいれかえ方」阿奈靖雄・著
 006
この本は1年ほど前に、自己催眠関係の本を探していた時に購入したもので、当時少し読んだだけで、求めているものと違うと思い、本を閉じた。
 
 
今回、また「引き寄せの法則」を再度検討するために、また自己催眠の本を読んだ。
そのついでにこの本も2/3ほど目を通した。
 
著者は10年ほど前に強度の鬱病だったらしいが、医者が「大丈夫必ず治ります」と言う暗示を与えてくれたこと、そして自らも1日に100回ほど「大丈夫、必ず治る」と、自己暗示を掛けたら、4年間悩んだ鬱病が治ったと言う。
 
それから、仕事などでも「大丈夫、必ずうまくいく」と暗示をかけているらしい・・・
 
 
 
で、著者はストレスを貯めると病気になるから、適度に発散させることを薦める。
つまり、仕事のストレスは愚痴を聞いてもらったり、あるいは大声で「バカヤロー」と怒鳴ったりして発散させることを薦めている。
 
自分の母親も乳がんで半年の余命と宣言されたが、気持ちを明るく持つことで6年以上生きたと言う。
 

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「引き寄せの法則」と「自己催眠」
引き寄せの法則でもう一つ問題となるのが、願望を実現させるときの意識の状況と思われる。
 
つまり健在意識の状態でいくらイメージしても、それは潜在意識に届かないらしい・・・・
 
潜在意識に届かなければ、実現できないらしいが、それは無意識状態でなければならないと言う。
 
言うは易いが、行うは難し。
 
 
つまり、無意識を意識して作りだせない。
 
 
脳波の状態が意識を表すらしいが、普段はベーター波と言われる状態だが、これがアルファ波シーター波と言われる状態に持っていかないと、それは潜在意識に届かないらしい。
 
よく言われるのは「瞑想」なのだが、一般的に寝付く前と、寝起きの「まどろみ」の状態がそれにあたると言う。
 
 
実は「催眠状態」で脳波の測定をしても、アルファ波からシーター波になると言う。
 
 
私は子供の頃に友達の家に遊びに行ったときに、友達の兄が催眠術ができると言われ、試されたことがある。
しかしその時、子供心に掛かっていないと思うんだけど、かかったようにしないと悪いような気がして・・・・
 
と、言っても初めての経験だし、催眠状態がどういうものかはわからないが、はっきり意識があった。
 
 
そんな経験があり、その後自分では催眠術には掛からないと思っているのだが、その理由としては「他人の言うことを鵜呑みにしない」と言う性格なので、例えば「あなたはどんどん眠くなる・・・・」と言われても、まずそれを疑ってかかる部分があり、他人の暗示には掛からない。
 
そんな経験があり、自分では催眠術が効かないと諦めていたし、またプロに掛けて貰えばお金がかかるのだが、しかし「自己催眠」と言う方法があるらしい??
 
そこでまたAmazonで検索し、いくつかの本を買った。
 
 

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