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「引き寄せの法則」とイメージング
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私は1年ほど前から半年間ほど、この「引き寄せの法則」に関する書物をずいぶん読んだ。
 
ただ「シークレット」もそうだが、大半のものは「物欲」を満足させるために応用するものがとても多い。
例えばジョー・ヴィターレの本はどれをとっても、具体的に何をすることによって、どれだけ稼いだと言うものが多い。
 
人は誰でも欲があるから、そんな成功例につられて、自分も試みるのだがほとんどうまくいかない。
 
そして、それらの本には「コツ」として挙げられているのが、まず「意識をリラックスさせること」。
口で言うのは優しいが、実は意識すればするほど、それから遠のいてしまう。
 
もう一つは「願望を鮮明にイメージすること」と必ず書かれている。
 
実際にやって見れば解るが、特に日本人はイメージ力が乏しいらしく、ほとんどの人はここで挫折する。
 
多くの引き寄せのノウハウ本がある中で、神格化された指導者が何人かいるのだが、「ネビル・ゴダード」と「ジュヌビェーブ・ベーレン」もその中に入るらしい。
 
 
私は物欲は他の人に比べ、とても少ない。
ただ、願望はある。
その実現のために「引き寄せの法則」を使おうとしたときに、特にネビル・ゴダードに興味を持った
 
他のほとんどのこの手の本の著者は、自ら明らかに営利を目的としていると思える。
つまり本を売ることと、講演やセミナーの実施でずいぶん儲けていると思うのだが、ゴダードは世界大恐慌の時に無料で講演をして、録音も許し、人々を救済するために自ら行動を起こした。
 
それが私には信じられる人と言う印象を与える。
 
また、ベーレンは「トマス・トロワード判事」の唯一の弟子との事。
 
 
そこでこの二人の著書を元にこの話をするのだが、ゴダードは「想定の『超』法則」の中で
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あなたが自分の望むことを想像し「思う形」が自然界の形のごとく鮮明になれば、あなたは想像する力によって運命の支配者になるのです。
 
想像はあなた自身であり、想像で見る世界が真の世界です。
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と、まで言う。
 

よく、死後の世界はこの世よりも色鮮やかで、現実以上にリアルであると言われる。
そして、「覚醒夢」もまた、現実よりもリアリティを感じるものだが、まさにそこまで想像しろと言うのであるが、しかしベレ-ンも「願望物質化の『超』法則」の中で、同じようなことを言ってはいるが、しかし彼女がトロワード判事に弟子入りするために、資金をこの技術を応用したと書かれているのだが、しかしこの本の中ではとても単純に紹介されていて、
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すでに「エジンバラ講義」から「引き寄せの法則」を学び、「原因と結果」の章から視覚化の技法を抽出していたので、毎晩寝る前に、二万ドル(二億円)を心の絵にしました。
 
毎晩ベッドの中で千ドル札20枚を心の中で数えました。
 
このお金でイギリスにわたり、トロワードに師事するという目的を肝に銘じるために、船の切符を買い、ニューヨークからロンドンまで船のデッキを上がり下がりし、最後にトロワードに迎えられるのをこころに描きました。
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と、書かれているが、さほどリアリティに飛んだものとも思えないところがある。
 
 
で、ここで少し考えてほしいのだが、よく「鮮明な絵にする」と書かれているのだが、我々はそれを「静止画」だとどうしても思ってしまう。
 
たしか、中学か高校の美術の授業の中でスーラの描いた絵を、人の視線は一度に全体を見ているのではなく、部分を移動して見ていると言う話を聴いたことがある。
 
つまり、ピアノがほしい時、それが居間におかれている風景をイメージしなさいと言うが、現実的にいえば、その風景は一度に心にイメージされるのではなく、細部を細かくイメージしながら、移動して全体の風景を作っているということを、忘れていないか??
 
 
つまり、そこには「時間の流れ」が存在しないと、心にイメージを鮮明に描くことはできない。
 
まして、それが時間の流れを伴うものをイメージするとなると、明らかにイメージとは「動画」ということになる。
 
なかなか人はその事に気が付かず、なんとかイメージしようとするが、結局は挫折する。
 
 
 
私は子供の頃から友達と遊ぶより、独りで物思いをふけることが好きだったのだが、しかしどういうわけか、他人から言われてそれをイメージすると言うと、それができない性分でもある。
つまり意識するとできないわけだ。
 
 
そんなわけで、引き寄せのために願望をリアルにイメージすることは、正直苦手であるが、しかしそれを克服しないと願望は叶えられないということで、イメージトレーニング法を探すのだが、ほとんどそれらしいものはない。
 
そんな中「アインシュタインファクター」と言う分厚い本にたどり着いた。
 
 004
イメージストリーミングという技術があるらしい・・・
それは心に描いたイメージを「ことば」にして、「口で言う」と言うトレーニングを積むことにより、イメージはより鮮明に描けるようになるとあった。
 
本来二人一組でトレーニングするものだが、私はまず自分が撮った風景写真を見ながら、Wabカメラに向かって独りでそれを言葉にして、話し、それを繰り返して練習してから、今度はそれを見ずにその風景を心に描き、それを言葉に置き換え、話し、それをカメラで撮る・・・
 
それを何度か繰り返すと、確かにイメージは少し高まったように思う。
 
もう一つは、例えばベットに横になり、目をつむって、周りの状況を橋から順番に追いながら思い出す。
 
こういうトレーニングをすれば、イメージを鮮明にすることに役立った。
 
ただ、それでも願望は実現できなかったのだが・・・
 
(資)文化財復元センター  おおくま
 
 
 
 
 

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