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『「サブリミナル・マインド」潜在的人間観のゆくえ』下條信輔・著

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この本も「潜在意識」をキーワードに、アマゾンで検索したものである。
 
レビューを見るととても評価が高い。
 
ただ、タイトルが少しおかしいとは思ったが、とりあえず取り寄せた。
 
まずページを開くと
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< 心の中の幽霊 >
自分のことは自分が一番知っている。
・・・・・と、そう信じて、皆さんは暮らしています。
 
しかし本当でしょうか。
今かりに、自分自身もあずかりしらない心の働きがあると想像してみましょう。
私たちが普段その存在に気づかないのは、そうした心のはたらきがまさしく無意識のもので、自覚できないからなのではないでしょうか。
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と、始まるので、「おっ!!」と期待した。
 
少し話は変わるが、私はモノの判断基準が一般人と随分違う。
自問自答で答えが得られるのだが、その価値観はまるで違ったりする。
 
人はよく「他人は私のことを解ってくれない・・・」と言うのだが、果たしてそうだろうか?
私は逆だと思う。
 
つまり、周りのものは本人を「客観的」に見れるが、本人は「主観的」にしか自分のことを見れない人が大半である。
 
また、「敵を知り、己を知れば百戦危うからずや」と言うが、これも敵を知ることは比較的たやすい。
何故なら「客観的」に見れるから・・・
 
しかし、実は己を知る人はとても少ない。
 
そのあたりの事は、物事は主観的に観れば、本質を見誤ることを意味する。
 
 
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『脳の来歴、知覚の錯誤<意識>とは何だろうか』下條信輔・著

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どうもこの本も前作と同じ様に思える。
 
私自身は無意識や潜在意識と言えば、もっと幅広く研究されているものと思っていたら、やたらと研究者は狭い分野に限って研究されているようで、「意識とはなんだろうか?」という題名だったから、意識そのものについて知識が得られると思ったら「知覚の錯誤」という分野に限った話がほとんどである。
 
 
著者は私と同年代の様だが、前作の『「サブリミナル・マインド」潜在的人間観のゆくえ』が1996年、この本が1999年に出されたようである。
 
『「無意識の構造」河合隼雄・著』が1977年だから、それよりは20年も後に出されたものであるが、見ること、聴くこと、触ること、総じて知覚することが人の心のはたらきの基本だと言う。
 
そして近くの錯誤を「イリュージョン」と言うらしい・・・
 
最近、このイリュージョンと言う言葉は耳にしていたのだが、マジックの大掛かりなものを指すことが多いが、もともとこういうところからきていたわけだ。
 
 
またこの本も錯誤の話がおおく、私は若いころ絵を描いていた関係で、視覚の錯覚と言うことには知識があるが、形の問題以外にも、色に対しても、例えば色眼鏡をかけても、目が慣れてくると、その色の偏りが補正されると言う。
 
まぁ、そんな話に興味がある人には、面白い話なのだが、現在の私は求めているものが違う。
 
 
でこの本の中に「すべての記憶は脳内のどこかに完全な痕跡として残っている」とあるのだが、確かに学者は確かと思われるものしか認めないらしいが、この本は1999年に出されているが、今年2014年には『「プルーフ・オブ・ヘヴン 」  エベン・アレキサンダー著』と言うのが出ており、この著者は優秀な脳科学者だが、自分が臨死体験をしたとき、脳死状態であったにもかかわらず、その間の記憶があり、またその間に「天国」を体験したと言う。
 
現在は、、最先端科学者「ロバート・ランザ」教授により「死後の世界はあり得る」という説を唱え、それが今科学者の間でも支持されつつあるという。
 
意識が先にあり、宇宙を創った」とまで言われているらしい・・・
 
 
そんな時代に「脳が記憶する」と言うのは、いささか時代遅れともいえる・・・
 
結局のところ、この本も私の求める情報ではない様で、後半も少し読んだが、また本を閉じた。
 
 
潜在意識」と一言で言っても、精神世界の引き寄せ関係の本は随分あるのだが、どの本もほとんど同じ内容で、肝心な「潜在意識」そのものについての記述がない。
 
かと言って、学者の本は、またそういう引き寄せなんか、見向きもしない。
 
両方を繋ぐ、間の知識を求めているのだが・・・
 
別のキーワードとして「ユング心理学」の方が、「集合的無意識」や「共時性」について書かれているだろうと、入門書3巻も注文してあり、そちらを期待するしかないかぁ・・・
 
(資)文化財復元センター  おおくま
 
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「魂の飛ばし方」中島修一・著

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ちょっと変わった題名だが、「潜在意識」で検索した。
 
アマゾンのレビューも評価が高い。
特に最初に
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私は62歳です。30年以上も前からヨガや滝行、瞑想などをしながら、自分のこの世での役割などを考えてきました。
会社経営が人生の大きな目標で有った時もありました。幽体離脱の訓練(修行)もしていました。クンダリニーヨーガを通じて幽体離脱を実感もしました。
浮遊して何キロも離れた場所を見てきて、仲間に検証してもらうなどもしていました。
その様なことを体験しながら、20年以上が経過しました。
その途中のある時、ふいに霊体が抜けてしまったのです。
意思を持って抜いたのではなく、抜けてしまったのです。
その時の焦燥感、虚脱感、無気力感などの体験から、人間は99.999%魂が動かしているのだと確信しました。
この本と巡り会って感じるのは、私のような遠回りはせずとも、イメージ力の練習をするだけで実現するだろうと思う事です。
読者の皆様の全員がそうなるとは言えませんが、本気で取組めばかなりの比率で実現するのではないかと思うのです。
魂の作用を理解して、素晴らしい人生を創造してください。
私の役割は「人間には魂があって、何千年も生き通しの魂の智慧を頂きながら、人生を深めてゆく事ができる」「体の中に素晴らしい宝物がある」と言う事をお知らせする事です。
この本は、そういう私の役割に大いに貢献するものと感じましたので、生れて初めてですが、レビューを書かせて頂きました。
皆様が魂の叡智と共に素晴らしい人生を創造される事をお祈り申し上げます。
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と、レビューに書かれていたのがきっかけとなった。
 
私も同じ62歳で、この著者もたぶん同年代ではないだろうか?
 
Amazonの著者の紹介に「2009年サイケデリックアートの海外Webサイトで世界ランク1位を獲得。青年期の体外離脱体験を経て「魂の研究」を開始、スピリチュアルデザインを確立。」と書かれていたのも気になった。
 
で、読み始めると「タマエミチ修行」とか書かれているのだが「魂絵道」と書くらしい・・・
 
つまり、本人はスピリチュアルな絵を描き、どうも種子島の近くの島に移り住んでいると言う、ちょっと、いゃ、大いに変わった人物の様である。
 
 
 
読み始めると、未来を変える方法として、いろんな方法が記してある。
 
その前に、トレーニングとして、目標を決めるとか、夜ベッドに入ってから、その日一日の行動を、逆回しにして、もう一度イメージするとかあるのだが、この手の話は引き寄せ関係の本でよく目にする。
 
この手の話は、そういう本を書いている人は、自分で気づいた方法ではなく、先人のやり方をいかにも、オリジナルであるかのごとく記しているのだが、この著者もそのレベルか??と思った。
 
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