先日、知人がアップした写真に私のタグがついていた。
最初はさほど気にもしなかったが、その写真にいろいろとコメントが付くたびに、私に連絡が入る。
ちょっと気になるので、その写真をアップした人にメールで聞いたら・・・・
私によく似た人が写真に写っていたので、勝手にタグ付けされたという。
しかも、タグの削除法が判らないという。
仕方がないなと諦めたのだが、しかしどう考えてもおかしいと思う。
つまり、自分がタグ付けしたのならともかく、知人がアップした写真に、「私と似た人が写っている」という理由だけで、アップしたものがタグを付けたわけでもないのに、「勝手に誤認識をして私だと決めつけられた。」
そんなことをfacebookは勝手にやる権利があるのか?と、つくづく腹が立った。
で、その誤認識であるにも関わらず、タグ付けされたタグを消す方法を探したが、結局facebookは「写真の誤認識」を認めていないと見えて、「間違いだから削除する」という項目が存在しない。
しかもその「タグだけ」を削除しようとしても、その「写真の削除」しかできないようであった。
それは知人に申し訳ないし、またコメントを付けている人にも申し訳ない。
私はその写真と関係ないということを示したいだけなのであり、その方法がないということが信じられない。
そんなに他人の顔を機械的に100%認識できると自信を持っているのだろうか?
また検索していたら、すでに消えてしまっているが、ドイツ政府がfacebookの顔認識のデーターベースの破棄を求めているという。
この技術を過信して、「人違い」だけで済めばいいが、間違いなくこんなことでは無関係のものを「犯罪者」扱いに繋がってしまう。
私は「目に見えない」世界をイヤというほど体験しているが、科学技術の過信は間違いなく「見えるものしか信じない」人々を、「先入観」で、罪のない人を犯罪種扱いすることにつながる。