1981年の作品である。
もう30年以上前の制作であるが、実は私がまだ若いころに、テレビドラマとして、「青春の門」はいくつかの編に分けてみた覚えがあるが、その時、続きが早く見たいと思ったことを記憶している。
それとは役者も違うのだが、菅原文太や若山富三郎などが出ているが、伊吹信介の母親役を松坂慶子が演じていて、彼女は確かに当時ドラマでヒロイン役をいくつもやっているが、もうあれから30年も経つのか?
今はかなり太目ではあるが、今でも現役で頑張っている。
2008年の邦画である。
実はこの作品の「さわり」を、1か月ほど前にYouTubeで見た。
なかなかおもしろそうだったので、全編を探したが無かった・・・・
舞台は宮津の山奥の民宿。
そこへ東京の生活で疲れた女が独り、自殺するために訪れる。
彼女は部屋で、睡眠薬を飲み自殺を図るが、目が覚める。
その民宿の主人は、彼女の自殺を止めるでもなく、しかし彼女はその村で疲れが癒され、やがて民宿をたち、主人に駅に行く途中に、自殺の名所によりたいと言う。
2012年の邦画だが、これも音楽映画の部類に入ると思う。
過疎化が進む能登の漁村が舞台であるが、その村にはアマチュアオーケストラがある。
その指揮者の老人が、コンクールを前に急死する。
その指揮者は孫が天才的な指揮者だと言い残す。
それを信じ、メンバーの代表は、その孫娘の冬休みを利用して指揮を依頼する。
ところが、その代表が彼女を迎えに行くと、茶髪のヤンキーだった・・・・
なのに、その孫娘は、村に着くころにはおとなしい女子高生に変身していた。
猫をかぶり、良き指揮者ぶりを演じるのだが、実は彼女は確かに指揮はできるが、高校のブラスバンドの指揮者だった。
すぐにばれて、彼女は帰ろうとすると、メンバーの一人の老人が「いい耳をしている」と、代表に話し、孫娘は再びそのオーケストラの指揮を任される。
2005年の邦画である。
これも音楽映画と言えば、言えなくはないが・・・・
どちらかというと、「奇蹟」と題の中に在るように、ちょっとした奇蹟をテーマにしている。
将来を約束されたピアニストが、コンサート会場での発砲事件に巻き込まれ、指を負傷し弾けなくなった。
その発砲事件で両親を殺され、残されたサヴァン症候群の少女を引き取る。
この「サブァン症候群」と言う言葉は聞きなれなかったが、知能障害があっても、ある特定の分野に対しては優れた能力を持つ人々らしい・・・・
有名なのは。「裸の大将」である。
この映画も私の好きなもののひとつである。
この映画はたぶん2度ほど見たとは思うが、一度目はたぶんレンタルビデオかな?
2度目はテレビだと思うが、今回はαビデオには2種類あったので、それならと長いものを見た。
「完全オリジナル版」となっているが、170分の長編である。
3時間近いものだが、しかし当時はそんな長いものを見なかったと思う、多分短くカットされているようだろう・・・・
そう思いながら見たのだが、確かに何か私の知っているものとストーリーが違うように感じ、昔見たものはどんなものだったと思い、ついでに短い方も続けて観てみた。
短い方は123分にカットされているから、1/3近くがカットされていることになる。