比較的新しい2013年の邦画である。
主人公は佐藤浩一演じる50歳のカメラメーカーの営業社員。
作品中EOSをはじめ、キャノンのカメラが何度も出てくるから、キャノンの社員という設定だろう。
彼は離婚して大学生の娘と暮らしているが、その娘はバイト先の主任の5歳の男の子が、母親の虐待で、自閉症になりしゃべらないので、その世話を焼いていたが、主人公にその一部を見られ、不倫と誤解される。
ところが、その仕事場の主任は出張のため、主人公と娘はその男の子を一時預かる羽目となる。
しかし、一度味を占めたその子の父親は、再度自分が転職するので子供を預かってほしいと、虫のいいことを言い出す。
主人公は断るが押し付けられながらも、その男の子と心を通わせるようになったものの、父親はその子を母親に渡すといって、また主人公にその役目を押し付ける。
ところがその子の母親は、再婚するから引き取るといいながら、結局引き取りを拒否し、主人公に押し付ける。
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