1993年と少し古いのだが、当時確かにこの作品が話題になり、その題名だけは覚えている。
で、当時疑問に思ったのだが、意味の分からない題名なのだが、この作品、在日コリアンのタクシードライバーとフィリピーナの女の話である。
テーマとされているのは、在日外国人問題なのだが、その主人公のドライバーの務めるタクシー会社には、随分と個性的な従業員がおり、騒動を巻き起 こすのだが、その一人に方向音痴のドライバーがおり、時々会社に「私は今どこにいるのでしょう?」と電話をするが、その最初の時 に、東京タワーと月が空に輝くきれいな場面があり、その時、会社の人は「月はどっちに出ている?」と尋ねる。
そして、「その月に向かってくればいい」と応える場面があり、それがそのまま題名となっているらしい・・・・ また、このフィリピーナを演じるのがルビーモレノだが、彼女も当時随分と話題になった。
その後いろいろと問題を起こして一時引退するが、また最近は復帰しているらしい・・・・
彼女についてもWikipediaで調べたが、障害者の子供を抱え、仕事のドタキャンもやむを得なかったらしい・・・
この作品には、コリアンやイラン人やフィリピーナが出てくるのだが、我々日本人は、在日や朝鮮人・中国人などを悪くいい、自分の正当性を主張する が、しかし立場を変えて、彼ら外国人の立場で日本人を見れば、必ずしも「優しく・礼儀正しい」だけの日本人ではないことを、我々は もっと考えるべきだと思う。
また、「常識」の話になるが、万人共通の常識は存在しない。
あるのは「その人個人」にとっての常識でしかないし、またそれは「自分の立場」によって、正反対に変わることを、 我々は学ぶべきだと思う。
これまでのコメント
-
zridgprj :
2021/1/17 日曜日 at 6:43 PM「月はどっちに出ている」αビデオ – 文化財復元・info
[url=http://www.g7c28s87dinlihjd696542p5sdx787n5s.org/]uzridgprj[/url]
zridgprj http://www.g7c28s87dinlihjd696542p5sdx787n5s.org/
azridgprj