2000年のハリウッド映画らしい・・・
一人の少年が始めた行動が、世の中を変える力になりえることを物語る、奇跡のストーリーである。
画面の始まりは、あるフリーの記者が、警察無線を聴きながら事件現場に駆けつける。
その犯人は彼の車を破壊し、逃げ去る・・・
嘆く記者の前に、一人の男が現れ、新車のジャガーを彼に与え、静かに立ち去る。
記者は、あり得ない出来事に動揺するが、翌日その車をくれた人に理由を尋ねると、彼自身も娘が病院で順番待ちで死にかけていた時に、一人の男に順番を譲られたが、その譲った男はその時病院で発砲し、それが原因で刑務所に入れられたが、その時彼は「次へつなげ・・・」と言い残す。
ジャガーをくれた男は、それを実行した。
記者は、次に刑務所の男を尋ね、理由を聞くと、彼もまた見知らぬ老女に助けられたと言う。
一方、主人公の少年は中学1年生の初めての授業を受けるが、その授業は「社会科」で、担当の教師は顔にやけどの跡のある、理論的で厳しい教師。
教師は生徒に「社会を変える方法」と言うテーマを与える。
少年はそれを考え、実行した。