2014年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ブログメニュー

「原因」と「結果」の法則  ジェームズ・アレン その1
Pocket

 004
この本の存在を知ったのは、HRRY山科氏のビデオからなのだが、HRRY山科氏は最初は    UFOに興味があり、アダムスキーの宇宙人から教えられた「宇宙哲学」に興味を持ったが、やがて「神」へと導かれた様子。
 
その彼がビデオの中で、この本とアダムスキーの「宇宙哲学」の共通点をいくつも話されていた。
 
その時点でこの本の内容は「思考の物質化」や、「引き寄せの法則」と同じであることは判った。
 
 
ただ、今まで私が読んだこの手の法則は、確かに一部は「精神面」を強調するものもあり、その手の本はほとんどこの翻訳者の訳によるものだが、引き寄せ関係の本のほとんどは「」が表に出て、いかに願望を叶えるか?の方法を取り上げたものが多い。
 
しかし、どうもこの本は違うらしい・・・
 
 
で、早速この本をAmazonの安い本屋へ注文したが、やけに届くのに時間がかかったのだが、どうもその本屋は同じようなクレームをずいぶん出している、誠意のない本屋だった。
 
 
その話はさておき、読んでみたが、この本はページ数も少なく、同じ訳者の思考の現実化の本も、似たような作りとなっている。
 
ただ、この本はすでに100年以上前に書かれたもので、聖書に次ぐ出版数を誇るものらしい・・・
 
Amazonのレビューを見ても「自己啓発書」として捉えている人が多いようだが、私は単なる成功哲学と言うより、まさにHRRY山科氏も同じ思いだろうが「宇宙の法則」に沿った生き方を提唱した「人生哲学」の書だと思う。
 
 
著者も「はじめに」に
———————————————————————-
この小冊子は、私の瞑想と体験のなかから生まれたものです。
よって、私はこれを、昔から頻繁に論じられてきた「思考パワー」の完璧な解説書である、などと主張するつもりは全くありません。
私はこの本を通じて行っていることは説明と言うよりも提案であり、その目的は、できるだけ多くの人たちが、ミズカラの手で「自分こそが自分の人生の創り手である」という真実に気づくのをうながすことにあります。
————————————————————————
 
と、言っているのだが、この本に書かれたことは、私の経験からまともな話であると断言できるのだが、しかしこれもすべては「受け取り方」次第であり、「こんな話バカバカしくて聞いていられるか!!」という輩には、この本はなんの力も与えないが、しかしこんな話を「自分の糧」とできる者には、その後の人生に大きな違いが現れることは間違いないと、私は思う。
 
 
——————————————————————–
私たちの運命を決定する神は、私たち自身の内側にいます。
私たちの思いこそがそれなのです。
私たちは、自分自身によってのみ束縛されます。
思いや行いが「不運の悪魔」として機能するときにです。
そのとはそれらは、私たちを束縛する忌まわしい「看守」たちです。
しかし、それらはまた「自由の天使」としても機能することがあります。
そして、そのときそれらは、私たちをあらゆる束縛から解放する「救済者」たちです。
——————————————————————–
 
彼もまた、神は「我々の中」に居ると据えてい.る。
そして、我々自身が、自分を「常識」や「既成概念」という考え方で拘束していて、我々自身が自分の可能性に足かせを付けているという。
 
 
 
————————————————————–
人々の多くは、環境を改善することには、とても意欲的ですが、自分自身を改善することには、ひどく消極的です。
かれらがいつになっても環境を改善できないでいる理由が、ここにあります。
—————————————————————
 
と、ズバッと切っている通り、人は外見的なものは見えても、その中身に原因があることを知らない。
これも突き詰めれば、科学的に証明されないものや、目に見えないものを信じないという、人間の愚かさがその原因ではないだろうか?
またこの本では、その例を3つ上げているが、その一つとして
———————————————————————
ここに、悲しいまでに貧しい男がいます。
彼は、自分のあらゆる環境が改善されることを願っています。
しかし彼は、報酬が少ないということを理由に、仕事をさぼること、つまり、自分の雇い主をだますことを選んでいます。
彼は、真の豊かさを築くための原則を何一つ理解していません。
彼は、貧困からはい上がるにまったく値しないばかりか、なまけ心、ずるい思い、卑屈な考えにふけり、それにしたがって行動することで、より深刻な貧しさを自分自身に引き寄せつつあります。
———————————————————————
 
どうだろう?? 耳の痛い人は大勢居しても、聞く耳をを持つ人はとても少なくないだろうか?
 
 
(資)文化財復元センター  おおくま
Pocket

この記事にコメントする

このページのトップへ