随分とマイナーな題名の作品である。
別にそのタイトルが気に行ってみたわけではなく、先日「朝食亭」や「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」などを2度見していると、どうしてももう一度見てみたい作品を思い出した。
それが「天国はまだ遠く」http://fukugen.info/wordpress/blog/2015/02/26/p52if0-1rw/
なのだが、生憎現在はどこの配信サイトでもやっていない・・・
やむなく、酔った勢いでAmazonで中古のビデオを注文した。
それを見始めたら、レンタル用のビデオだから、他の作品の「予告編」が入っていたのだが、それがこの「三本木農業高校・馬術部」なのだが・・・
こんなマイナーで長ったらしいタイトルではなく、馬術部の話で「実話」だとあり・・・
思わずまた中古のDVDを、今度はヤフオクで手に入れた。
早速それを見たのだが。。。
もう・・カンドーもの・・・・
ええ歳した60過ぎのオッサンが、高校の馬術部の話しなんかで、カンドーするかぁ・・・
いゃいゃ・・するのだぁ・・・
ストーリは青森県の三本木農業高校と言う、実在の高校の馬術部が舞台で・・・
何頭かの馬をもつ馬術部なのだが、その中に片目を悪くしてほとんど見えなくなった、かっての名馬が居た。
その世話役の女子高生と、その馬との話なのだが・・・・
少し話は変わるが「引き寄せの法則」と呼ばれるものが、宇宙には存在するらしい・・・
それはその手の本によれば「潜在意識を騙して、願望を実現化する」ッうモノらしいが・・・
私もその手の本を随分と読んだが、生憎自分の願望など実現しない・・・
精神世界の本を数百冊一気に読むと、解ってくることがいくつもある。
それは「欲」を捨てること・・・
特に物欲や名声欲など・・・・
引き寄せの法則とは、そんな欲に駆られて、欲しいものを求めるものではなく、「自分の意識」が、実は無意識のうちに似たようなものを引き寄せているという事。
つまり、普段の自分の「行い」や「思考」が、実は一番大事で・・・
普段からつまらないことに意識を向けているより、もっと前向きで、ポジティブなものに意識を向けていれば・・・・
おのずとまた、そういうものを引き寄せる。
それが真の引き寄せの法則であることに気が付いた。
つまり、常日頃自分の意識を高めるには、こう言う映画や本を読み「カンドー」したり「こころが温まったり」「やる気が起きてきたり」早い話が「前向き」に物事を考えられるようになり、そしてくだらない巷の出来事など「意識外」に追いやれるようになれば・・・
また人生はポジティブなものを引き寄せはじめ、どんどん人生は良い方向へと進む・・・
と、話が横道にそれたが・・・
だからこそ、こういう作品を見て、カンドーして「心を洗う」ことが、いくつになっても大切なのである。
(資)文化財復元センター おおくま
Amazonビデオっうかぁ・・・
Amazonのプライム会員登録すると、無料で動画(映画等)が見れるのだが・・・
いろんな配信サイトをハシゴして・・・
見たいものはほとんど見尽くした。
このパッチギも以前に見たのだが・・・
http://fukugen.info/wordpress/blog/2015/03/01/p52if0-1tv/
そこにもあるのだが、私自身がまだ結婚する前に、ライフワークとして踊りの写真を撮っていた。
その一つに「朝鮮舞踊」があるのだが・・・
大阪の鶴橋は、在日朝鮮人の街と言われていて、焼肉屋も多いし、昔は鶴橋の駅の高架下に、焼肉の屋台が並んでいた。
その駅前に「朝鮮舞踊研究所」と言うのがあり、そこに「写真を撮らせてほしい」と押しかけ・・・
随分と練習風景や、発表会の写真も撮った。
練習風景を撮りに行き、帰りにそこの先生と、駅の高架下の屋台で焼肉や、生の贓物を食べながら呑んだ記憶がある。
言わせてもらうが、自称「ニッポン人」は、随分と在日を嫌う・・・
彼らが強制的に日本に連れられてきたと言うと、「それは違う」と、のたまう・・・
確かに、それぞれの言い分はあるだろうが・・・
しかし、彼らの言い分も決して間違っていない。
そこの先生から、在日の同胞の写真屋を紹介されたりしたが・・・
本来なら彼らは「仲間意識」がとても強く、決して「ニッポン人」を迎え入れたりしない・・
なのに、そこの先生と随分と個人的に呑んだことも有り、初めてのそこの発表会の撮影を、同胞の写真屋と同じく、ニッポン人の私にも撮影許可が下りた。
つまり・・・
彼らはこの「パッチギ」と言う映画もそうだが・・・
ニッポン人であっても、分け隔てなく、差別意識のないものは、「仲間」として受け入れてくれる。
大事なことは「自ら」飛び込むこと・・・
そうすれば彼らも決して差別せず、分け隔てをしない。
これがとても大事な事であり、自分自身に「差別意識」がある限り、彼らもまた差別する・・・
この作品・・・
2度目を見るには随分と勇気が行った・・・
だけど・・・
決して後悔しなかった。
っうかぁ・・・
前回以上の「感激」で涙がこみ上げてきた・・
井筒監督は在日かもしれないけど、だけど彼がこの作品で言いたかったことは「差別意識が差別を創る」という事だと思う。
未だに自称「ニッポン人」とくに「愛国者」とのたまう輩は、差別意識丸出しで、韓国・中国人を悪く言う・・・
それは、彼らが間違っているからとのたまうが・・・
しかし、それは互いに敵対させるカバルの企みに乗せられているだけの話し。
それすら気づかない愚かな自称「ニッポン人」ども・・・
アンタらは、はっきり言うが・・
時代遅れなんよ・・・
今は宇宙人との「未知との遭遇」が、用意されている時代なんよ・・・
そんな時代に、ちっぽけな地球のお隣さんとの「仲たがい」で、ゴタゴタと言ってる時代じゃないんよ・・・
そこんとこ・・・
ハッキリ言うが50年も、100年も・・・
アンタたちは遅れているんよ・・・
もう一度、そういう「差別意識」を捨てて、「パッチギ」を見てみろよ・・・
今まで気が付かなかったことが、イッパイ見えてくるよ・・・
(資)文化財復元センター おおくま
この作品も2度目か、3度目なのだが・・・
いくつもの配信サイトをハシゴし、数百の作品を見てしまうと・・・
そう・・・
見たいものには有りつけず、何度も見た作品
を見る羽目になる。
ただ、その時に基準になるのが「幸せな気持ち」や、「心が温まる気持ち」あるいは「やる気が湧いてくる」などの、前向きに気持ちになれる作品・・・
つまるところ、嫌な気持ちで落ち込むような暗い作品ではなく「ポジティブ」な気持ちにさせてくれる作品を、選んでみている。
この作品もハリウッドでは数少ない「しあわせ」な気持ちにさせてくれる作品なのだが・・・
主人公は子供のころから「結婚式」が大好きで、アメリカの映画ではよく出てくる「花嫁の引き立て役」を27回もやった女性だが、本来恋焦がれている自分の会社の社長が、どういうわけか自分の妹と結婚したいと言い出す・・・
彼女は精一杯努力するが・・・
結局のところ・・・
自分の妹の本性を、上司である社長に見せてしまう。
それに気が付いた社長は・・・
かのじゅにキスをするが・・・
そのキスの味で、彼女は自分が求めている相手ではないことを知る。
結局のところ、新聞の「結婚式」の記事を書いている彼と最後には結ばれるのだが・・・・
彼女の結婚式には、彼女が引き立てた27人の花夢が、彼女の引き立て役として参加してくれた・・・・
最後まで見ていて、とても「ハピィー」な気持ちにさせてくれる作品である。
(資)文化財復元センター おおくま