この作品・・・
facebookで紹介されていた。
http://shindenforest.blog.jp/archives/70867498.html
先日、前川氏がらみの話しで、ある元ジャーナリストの国会議員の話しだが・・・
「国会議員はうそをついてもいい」と、どうもギョーカイでは常識として通っているらしい・・・
私は嘘も隠し事もできない性分である。
それは逆に考えると、どんな恥ずかしい事であっても、何故他人に隠すのか?と言う問題にもなるのだが、隠す意味はつまり、自分が「他人からどう評価されるか」を気にするからに他ならない。
そして自分は人から良く思われたいと言う「願望」が働いているのだろう。
しかし、私は他人の目や他人の評価など一切気にしない。
それよりは「自分に正直」であることを、心がけている。
だから・・・
隠し事が嫌いで、嘘が嫌いなのだが、それは他人に対してではなく、「おのれ」に対してそうありたいと思う。
数年前から、精神世界の本も読み終え、学ぶべきものも学んだ・・・
そこで今度は「映画」から学ぶべきものを、学び始めた。
人生はいくつになっても、「学びの場」であることに変わりはない。
いちばん学んだのは「海猿」のシリーズであり、また洋画では「ロッキー」のシリーズには、一貫した主人公の姿勢がある。
そして「感動」したり「心を動かされる」作品を好んでみるのだが、この作品は、ブログで紹介されているような内容なのだが、そのセリフの場面は後半に出てくるのだが、しかしこの主人公の一人の退役軍人の性格は、お世辞にも聖人君子とは程遠い。
言葉が下劣で、下品で、行いは過激で破天荒で、周りのものから嫌われていたりする。
だけど一本「筋」が通っていて、彼の生き方が後半のあの名ゼリフを生んだ。
今、地球は物質界の3次元から、5次元へとシフトしていると言われる・・・
5次元とは「精神世界」ともいうべき高次元の入り口に当たり、「魂」「守護霊」「神」などの目に見えない者たちの世界の入り口にあたる。
その世界で大事なのは、物質ではなく「意識」「おもい」「なさけ」など、ヒトの「こころ」の部分だと思う。
そんな世界に変わりはじめ「嘘」「隠し事」「不安」などは、実はそんな世界の最下部とでも言おうか・・・
それらがいずれ消滅し、人類は楽しい、夢のような生活が待っている。
つまりここに描かれているもう一人の主人公も、自分の損得のために、友達を裏切らなかった・・・
(資)文化財復元センター おおくま
1984年の作品らしい・・・
クリスマスの時期でもないのに、こんなものを取り上げるなんて・・・
ネットの配信サイトを、いくつも梯子した。
クリスマスの時期には、いろいろと特集されるが、「3人のゴースト」はよく見かけるし、アニメ版の「クリスマスキャロル」は有ったりするが、アニメで見たいとも思わず、ずっとこの「実写版」を探していたら、Amazonのプレミアム会員用のサイトに、やっと見つけて昨晩見た。
ご存知のように、「過去」「現在」「未来」の三人の幽霊から、自分の生き方を諭され、彼は心を入れ替える・・・
実に単純明快なストーリであるが、ひねくれモノには理解できない映画であるが、やはり最後は主人公の変化に感動して、涙がこみ上げてきて、また心を洗われた。
(資)文化財復元センター おおくま
私はいくつもの映画の配信サイトをハシゴしている。
つまり一つのサイトに居ると、どうしても見たい作品の追加が追い付かず、無駄な金を払うことになる・・・
だから数か月単位で、それらをキャンセルし、他に移る・・・
それでも最近、見たい作品が追い付かない。
そこで今までと違うサイトを探すと「Amazonビデオ」と言うのがあった。
これはAmazonのプレミアムの年間会費を払うと・・・
特典としてここのビデオがタダで見れる。
ここも1か月のお試し期間がある。
ソレに登録し、いくつもの作品を見てきた・・・
ここには今まで見たサイトに無い作品が、いくつもある。
その中の一つがこれで有った。
2004年のハリウッドの作品だが、実話をもとに作られている。
それは話は1976年にさかのぼる。
高校のアメフトの練習場によく顔を出す、黒人の知恵おくれの青年がいた。
彼は一度そのアメフトのメンバーから、痛い目に合わされる。
それを知ったチームのコーチは、メンバーのした行為を彼にわび、そして彼をチームの世話役に抜擢する。
彼は最初は自分の名前すらいえない状態だったが、そのチームのコーチにいろいろと教わり、高校生としても学校に通い、そしてアメフトの練習場では世話役を喜んでしてくれた。
いずれ彼はマスコット的になるが・・・・
それを良しとしない、一部のメンバーやその父親から、嫌がらせを受ける。
そして善良な彼は、その悪意のあるメンバーから「先生が女子更衣室まで来て欲しい」と言っていたと、嘘をつかれる。
彼は素直に女子更衣室を覗くと・・・
女子生徒が着替えていたので、慌てて外に出た。
それを知ったチームのコーチは、彼に「なぜそんなことをしたのか?」と、問い詰めるが・・・
彼は先生から更衣室に来るように言われたと、そのコーチには説明するが・・・
それが誰なのかは、決して口にしないで、自分が罪を被ろうとする・・・
これは先ほどの「セント・オブ゜・ウーマン 夢の香り」と共通するものであるが、自分の損得のために、決して仲間を裏切らない・・・
正にうちのポチに煎じて呑ませ居てものである。
それを知ったコーチは、犯人を割り出し、当人をゲームに出場停止を言い渡す。
悪だくみしたものはソレに反感を抱き、またその父親も、その知恵おくれの青年を追い出そうと、保護者会に圧力をかける・・・
そのコーチは、その高校の教師でもあり、その純朴な知恵おくれの青年に愛情を注ぎ、授業にも参加させるのだが・・・・
いろいろと問題があり、そのコーチは結局彼を追い出すくらいなら、自分がコーチを辞めると言って、辞退した・・・
そのコーチは、保護者会のメンバーに言う、「彼は学校で多くを学んだ」「でも本当は、我々が彼から多くを教えられた・・・」と・・・
でもその知恵おくれの青年はその高校を卒業できたのに、また2年生からやり直したいと言う・・・・
その青年はその後二十数年も高校に残り、そのチームの・・・・
結局はコーチとなった・・・
実話なのだが、ここで大切なことは、このコーチであり、その高校の教師でもある先生の存在・・・
彼は娘に初めて、自分が12歳のころ、新聞配達のアルバイトをしていた時、森の一軒家で、金網の中に入れられていた、知恵おくれの少年と出会った。
目と目が会い、言葉は交わせなかったが・・・
彼は2年間、毎日その金網の中の少年と顔を合わせたが・・・
その少年は何も自分に危害を与えなかったと言う・・・
そのコーチが言いたいのは、知恵おくれだから何をするかわからないと言う「偏見」を、みんなが持つが・・・
実は逆にそういう人は純朴で、我々のように「悪意」を持たない・・・
それをそのコーチは知っているから、彼に優しく接し、彼を成長させた。
その生徒が卒業式の当日、校長から「名誉卒業生」として表彰され、また「彼は卒業後に、また2年生に戻ってくる」と、温かく迎え入れられた。
彼の純粋で、悪意を持たない性格は、その嫌がらせをした生徒のこころをも、改心させた。
世の中、「馬鹿正直」と言われるくらいがちょうどいい・・・・
今、「教師」と言う「職業」にある貴方にこそ・・・
ぜひ見てもらいたい・・・
「ヒトを育てる」とはどういう事かを・・・
(資)文化財復元センター おおくま