2009年のドキュメンタリー映画らしい・・・
昨今「温暖化」と言われるが、それは本当だろうか?
また「CO2削減」と言われ、やれ「エコ」だの「地球にやさしい製品」と謳われ、「消費電力」が少ないと、コマーシャルで流され、新しいクーラーや冷蔵庫を買い、燃費のいい車に乗り換え、また「もったいない」と古い自動車を大事に乗り続けるのに、余分に税金を払わされる・・・
果たしてこれらは本当に温暖化防止や地球にやさしいのだろうか??
私は常々疑問に思うし、いゃ疑問どころか、明らかに「騙されている」と確信を持っている。
世の中には「情報」を鵜呑みにする人々が大半であり、単純に「表向き」の省エネを信じる人が多いと思うが、これはあまりにも短絡過ぎる。
例えば消費電力の少ない電化製品や、燃費のいい車に買い替えた時、本来ならまだまだ使える製品を「廃棄」しているわけで、これを完全に自然に返すことはできないし、解体するにも大きなエネルギーが掛かる。
だけど、企業はそんな事知らせないし、政府だってそういう企業をもうけさせるための「補助金」をだし、大事に車を使うものには余分に税金を課す。
その裏に何があるか?
どこが地球にやさしいのか?明らかに矛盾しているのに、多くの人は「便利」に暮らすために、実は目をつぶっている・・・・
これはニューヨークで1年間、どこまでごみを出さず、どこまで省エネルギーで、どこまで地球と体に良い生活ができるかを「実験」した夫婦のドキュメンタリーらしい・・・
亭主は物書きで、それをもとに本を出したり、多くのテレビやラジオやマスコミで取り上げられ、逆に「売名行為」とまで一般人から非難されながら、段階を追って徐々にごみの削減や、地産地消の食物以外は食べない。
新しい製品は買わない・・・
そして半年後から、家の電気のブレーカーを落とし、「電気の無い」生活を半年続けた。
ただ、ソーラーパネルを借りられたらしく、それをアパートの屋上ら設置させてもらい、そこからブログを書くためのパソコンの電源を取ったらしい・・・
で、後半に夫婦が言うのだが「不便」と言うより「楽しい」と思えるようになったとか、四十歳を迎える奥さんは、もう一人子供が欲しいと言う。
亭主は互いの時間のことを考えると、難しいと反対する。
しかし、奥さんの40歳の誕生祝として・・・
モノを送ったのではなく「避妊しない」と言う、金で買えないプレゼントを送ったらしい・・・
結果一度は病院で妊娠を告げられたが、二度目には心音は聴けなくなっていたらしい・・・
でも、この夫婦の1年間の生活をいちいち取り上げなくても、40歳を前にメタボ気味の奥さんのこの生活を始める前の顔と、始めた後の顔をずっと見ていたのだが・・・・
明らかに顔に彫が深くなり、どんどん魅力的な女に変わっていくことが解る。
一年後、ブレーカーのスイッチを入れ、実験は終了するのだが、しかし続けたいことがいくつも有ったり、要るもの、要らないものがはっきりわかったらしい。
何事も「信念」を貫く人は光り輝いている。