2013年10月
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オート・クルーズ

先週の月曜日に、朝一番に神戸女子短期大学にターシャ・デューダーの復元結果を納品し、そのまま九州へと向かった。

行先はいつものように、宗像大社そして高千穂なのだが、今回はいつもと違い「オート・グルーズ」の装置を付けて出かけた。

私は貧乏人なのでいつも地道で、長距離を車で走る。

    

     

以前はボルボ850という古い車に乗っていて、それにはパワーシートと呼ばれる運転座席がついており、運転姿勢もレバーひとつで自由に変わり、しかもハンドルのシャフトも出たり入ったりするので、自分に合った運転姿勢が保てた。

    

しかし、現在乗っているモビリオは大衆車なので、パワーシートはおろか、座席の上げ下げもできず、当然ハンドルの上下はできても、前後の移動はできない。

    

    

私はどうも一般平均より腕が短いらしく、いつもワイシャツで、袖元が余っていた。

だから、ハンドルの上下だけでは、座席を前後に移動しても、アクセルに乗せる足を基準とすると、腕が短いのでハンドルが操作しにくい。

逆にハンドルを基準にすると、足元がひざに負担がかかる。

だから、長距離を走るときは、常にひざの感覚がおかしくなる。

そこで今回、汎用のオートクルーズ装置をネットで探し、いきつけの修理屋で取り付けてもらった。

    

001
後付けのオートクルーズ装置

今回、いつもの宗像大社まで大阪から600キロ、そしてそこから高千穂まで200キロ・・・

いつもならそこから折り返し、帰るのだが・・・

今回はさらに鹿児島の霧島神宮へ足を伸ばした。

高千穂からさらに200キロ・・・

それから帰りに、宇佐神宮へ300キロ・・・

そのあとは、本州に入り、出雲大社と八重垣神社へ回って帰ってきた。

    

    

距離にすると2000キロは超えていると思うのだが、大阪から九州方面には地道でも自動車専用道やバイパスが多く、このオートクルーズを使うことで、アクセルから足を離せるので、まったくひざに負担がかからない。

帰りついても、まったく疲れがなく、あと1回りしてもなんともないと思えるくらい、役立つ装置だと思った。

今週もまた諏訪大社に出かけるから、楽しみである。

(資)文化財復元センター  おおくま

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