先月、いまどき珍しい良心的な歯医者さんを紹介した。
その先生の言われるように、地元の歯医者で、ブリッジを作るために、残っている歯の根っこを2本取ってもらった。
で、ブリッジを作る話になると、残っている歯がかなりぐらついているから、ブリッジをかぶせるときに、抜けてしまう確率が高いと言われ、抜けたら入れ歯しかできなくなると、随分言われた。
つまり、以前に行った歯医者は、ぐらついている歯を先に治療する方法があると言っていたが、地元の歯医者は一切そんな話をしない。
そこで地元で治そうとして歯が抜けたら、元もこうもないので、再度、梅田にあるその歯医者に行ってきた。
今回保険書を作ってあるので、持って行ったのだが、何やら一度そのぐらついている歯を抜いて、歯茎の膿を取って、消毒してまた歯を入れるという事らしい。
その治療は保険でできるらしいのだが、そんな話すら地元の歯医者はしなかった。
で、今回もそのあたりの話を聞いて、抜いた歯の跡が治るのを待って、そこで治療することにした。
で、その先生、まだ若いのだが、この前来た時に10割負担を覚悟で行ったのに、逆に先生の方がレントゲン代を請求しなかったという。
おかしな話だが、その歯医者は地元で治療するように勧めたわけだから、後でレントゲン代を請求できないにもかかわらず、請求しなかったことになる。
で、今日は話だけ聞いて、治療はしなかったのだが、年明けから実際に治療にかかることにしたのだが、今日も治療していないからだと思うが「診察料」すら取らずに「タダ」だった。
その代り、治療を始めてから、保険の負担額だけ、前回のレントゲン代は請求すると言われた。
それにしても、10割負担と3割負担だから、随分と安くつく。
全くいまどきまれにみる良心的な歯医者である。
(資)文化財復元センター おおくま