私は一切ゴルフに興味がなく、したがってゴルフに行くこともない。
先日のワールドビジネス・サテライトの技あり ニツポンの底力をみた、近畿圏の個人から、領収書の復元の問い合わせがあった。
やはり費用が気になるらしく、現在はキャンペーン価格であることを告げたが、もう一度検討すると、電話を切られた。
翌日、再度電話があり、こちらに持ってくるという・・・
復元費用は、個人の方にとっては安いものではない。
お金が絡む裁判などの「証拠資料」として、何度か復元してはいるが、今回の領収書は、20年ほど前の「ゴルフ会員権」とのこと。
どうも税務署に損益として提出すると、税金が戻ってくるらしい・・・
本人も自分でいろいろと光を当てて調べたがわからなかったという。
夕方預かり、さっそくポリライトで撮影すると、確かにノンカーボンのインクは写るのだが・・・
すでに20年も経っていると、そのインクも紙に滲みてきて、文字の輪郭が滲んでおり、はっきりとした金額が読み取れない。
そこで次の手段を考え、今度はノンカーボン紙などは必ずボールペンのような、硬い筆記用具が使われる。
すると当然、控えの領収書にも、筆圧がかかり、表面には微妙な凹凸が残る。
しかし、その凹凸を写真に撮り、文字を読み取るのは素人にできる技ではない。
まさに「技あり ニツポンの底力」といえる。
その結果、その領収書に書かれていたのは「¥4.729.000」という、とても大きな数字であった。
これで損益計上して、税金がいくら戻るのかは定かではないが、とにかく復元費用を払う価値は十分にあったものと思われる。
(資)文化財復元センター おおくま
先日の企業訪問に来た中学生から、お礼状が来た。
去年は一人一人の感想文が書かれており、読んでいてとても楽しかった。
でも、今年は代表者一人のまさに定型文という、中学1年生にしてはできすぎな文章が1通入っていた。
もっと、彼らの生の感想が聞きたかったのに・・・・・
(資)文化財復元センター おおくま
ここ数年、地元の中学生の施設訪問が続いている。
今年は作業中のものがなく、当社オリジナルの動画を日本見てもらった。
毎年、借りてきた猫のように、話をしても反応がないのだが、今年は積極的にメモを取るものも多く、中には賢そうな男の子は、あまりメモも取らずにうなづきながら見ていた。
終わってからの感想も、みんな興味深そうに見ていた様子がうかがえるし、また質問も積極的に出ていた。
で、うちの技術がテレビで紹介されると知らせたが、中学1年生でも、午後11時はまだ起きている時間らしい・・・
中には「ワールドビジネス・サテライト」を見ている生徒もいた。
彼らにとっても、私にとっても有意義な1時間だったと思う。
(資)文化財復元センター おおくま
ここ数年、この時期になると、中学生の施設訪問の依頼を受ける。
ここ「けいはんな」は、文化学術研究都市となっているのだが、現実的に「文化」にかかわる企業は少ない・・・
その貴重な文化関係ということで、担当者は毎年当社に話を持ってくる。
今年は11/15日に予定されており、去年は復元の説明動画を見せた後、たまたま瀬戸神社の大絵馬の復元中だったので、作業を見せられたが、あいにく今年は見せる作業がない。
その分、またプロジェクターを使い大型スクリーンを立てての動画鑑賞会がメインとなる。
しかし、今年は25日のテレビ東京の「ワールドビジネス・サテライト」の「技あり ニツポンの底力」で取り上げられるという朗報を伝えられる。
彼らにしても、自分たちが訪問した企業がテレビに出るということは、誇りに感じてくれることを期待する。
中学生の施設訪問の準備完了 |
(資)文化財復元センター おおくま