2006年のドイツ映画らしい・・・・
ピアノ教師として刑務所を訪れた初老の女性教師が、獄中の天才的な受刑者を指導し、コンクールを受けさせる・・・
その受刑者は殺人の罪で服役している若い女だが、子供の頃に音楽の才能を認め引き取った養父に育てられるが、いずれぐれて悪い仲間と付き合う。
その一人に彼が居て、本当は彼が親を殺害したが、その罪をかぶり服役していた。
ただ、養父に育てられ愛を知らない受刑者は、何度も刑務所で暴力沙汰をお越し、目をつけられ、看守や受刑者からも執拗に嫌がらせをされ、ピアノのレッスンを邪魔される。
その初老の教師は、ドイツだからナチスに恋人を殺されていたが、恋人と言っても彼女はレズだった・・・・
昨日、配信ネットに登録し、4本目の映画である。
登録されている映画は、邦画も洋画もずいぶんと有るのだが・・・・
どれを見ようかと検索すると、それぞれ邦画や洋画と言うジャンル分けはあるものの、その中から見たいと思う映画を探すのは、ずいぶんと手間がかかる。
最初に一通り登録映画を確認したが、さほど見たいものも余りない。
再度今朝、もう一度すべてを確認し「見たいもの」リストに登録したものを順番に見て行っている。
で、今朝この「阪急電車」を見たのだが、実は私は九州生まれだが、小さい時からこの大阪の、そして「阪急沿線」に住んで、大きくなった。
私が住んでいたのは、宝塚沿線の「庄内」という、とても庶民的な場所なのだが、この映画は、神戸線の「西宮北口」と言う駅と宝塚線の「宝塚」という駅を結ぶ、「今津線」を舞台にした映画である。
たった15分ほどの間の各駅で乗り降りする人々のオムニバスな物語を、二組の主人公を軸に展開する。
いちばんの主人公は、中谷美紀演じるOLで、恋人を後輩のOLに寝取られ、その復讐のためにその元彼の結婚式に、花嫁より目立つ「純白のドレス」姿で乗り込む。
その帰りに引き出物を持ち、乗り込んだ阪急電車の車内で、孫を連れた宮本信子演じる初老の婦人と乗り合わせる。
その夫人から「討ち入りはどうだった?」と声をかけられる。
昨夜、放送をけいはんなのビルで見るつもりでいたが、夕方チャンネルを回すと、何も映らない・・・
去年まではちゃんと見れていたのだが・・・・
急遽自宅にもどり放送を待った。
飛行機事故などもあり、特番でも入ると放送延期となる。
過去、何回もニュース番組の「特集」として紹介されたが、今回は初めてニュース以外で取り上げられた。
元々、短いとは聞いていたが、ニュースの特集だと5~8分程度だが、1分足らずだったかなぁ・・・・
それでも、夜のこの時間に、しかも全国放送だからありがたい。
ただ、うちの登場場面まで見て、慌てて事務所に戻ったが、その時点ではうちの名前も出なかった。
どうも、最後にまとめて名前も出ていたらしい・・・
先日また九州まで遠出をした。
いつも宗像大社に参り、それから高千穂へとまわる。
阿蘇の裾野を通るのだが、その道沿いに「大隈」と言う地名がある。
私が生まれたのは、福岡の甘木なのだが、母親から先祖は黒田武士と聞いていた。
その甘木から50キロくらいの場所がその「大隈」と言う地名なのだが、まさに黒田藩で、そこにそれこそ「黒田武士」という酒がある。
いつもとんぼ返りをするので、昼間に通ることはたまにしかないが、今回1升瓶ではなく原酒の五合瓶を買った。
美味い・・・・
さて、宗像から高千穂へは200キロ近いのだが、その通り道でときどき見かける「異様な風景」が有った。
場所は熊本県の「高森町」あたりなのだが、数年前に通って気が付いたのだが、巨木の枯れ木を組み合わせたまるで巨人の遊び場と言うか、ずいぶん昔に「フィールドアスレチック」という自然の中で、丸太を組み合わせて「遊具」をつくり、そこで遊ぶ。
最初はそんなものかと思ったのだが、それにしてはちょっと雰囲気が違う。
その場へはいつも通るわけではなく、また夕方暗くなってから通ることもあり、気にはなるものの、わざわざ降りて見ることもなかった。
しかし、先日たまたまその前を通った。
午後3時ごろだったが、天気はあまりよくなく、少し薄暗い・・・・
ちょっと気になり、車を止め、そこへ近づいた。
その異様な雰囲気は、とても人の遊び場と言うには程遠い。
余りにも大きい・・・・
そこでコンパクトデジカメを使い、写真を撮ってきた。
その施設、入り口に巨木を組み合わせたアーチが有るのだが、しかし施設の名前を示す「看板」がない・・・
どう考えても「有料」の施設ででもない限り、これだけの規模の施設を創るモノ好きはいない。
中に入ると、大きな杉の木の周りに、ステージや通路などを、枯れ木を使い大きな規模で創られているのだが、その異様な雰囲気はスペインのガウディの建築を思い出すような、異様な曲線で、とても人間が創り上げたものとは思えない雰囲気がある。
創られてずいぶん経つと見え、また敷地の奥には建築途中で中止された事務所らしき建物はあるものの、その場で「有料」を示すものはほとんど何も残っていない。
唯一看板らしきものは1つ、「青汁」と有る。
その建築物の中を見て回ったが、巨木の枯れ木で創られ、そして巨石を組み合わせた施設もあり、ここに住むとしたら・・・・
まさに「神々」であろうと思われる。
しかも、撮った写真の中には「オーブ」らしきものが写っているものもあり、もしこの施設を人が創ったとしたら・・・・
大型クレーンを使わないと作れないし、費用的には100万や200万で作れるものではなく、個人で建てるログハウスとは規模が違う。
建設費用だけでも1千万はゆうに超えると思うが、しかし施設の囲いもなく、「有料」を示すものもない。
後日、ネットで調べて分かったのだが、近くの農園の社長が、台風の被害で倒れた巨木の払い下げを受けて、それを使ったものらしいが、枯れ木そのものはタダでも、運送費は半端じゃないし、クレーンを使わないと作れないし、巨石やステージの板にしろ、半端なものではない。
とにかく、あの規模の大きさは現場に行かないと判らない、とんでもない道楽者の仕業である。
(資)文化財復元センター おおくま
数日前に、個人から復元の依頼を受けた。
病院のカルテに、消された部分があり、それを何とか読みたいと・・・・
テレビドラマなどでは、医療ミスを隠ぺいするために、カルテの改ざんをすると言う話が有る。
なにか依頼人にとっては、そのカルテに記されて、そして消された部分に対し、どうしても知りたい気持ちがおありの様。
電話で問い合わせがあり、実はそのカルテとは、現物ではなく「コピー」だと言う。
一般の方には理解できないと思うが、わが社の復元技術は本来「実物に残る痕跡」を「視覚化」することで、当時の姿を「画像として復元」するものである。
それは可視域では見えなくなっていても、「可視域外」には残された「情報」がある可能性がある。
ところが、それを「コピーしたもの」となると、その可視域外の情報がコピーされている可能性はとても低い。