2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ブログメニュー

海岸寺の山門

小平市の指定文化財に指定されている海岸寺の山門なのだが、以前に天井画の龍図を復元した。

以前にもこの復元画を市の広報誌に載せたいと言う電話を頂いた。

本日また小平市の役所の人から電話を貰った。

今度はその山門に説明書きを立てるに当たり、復元画も載せたいので許可が欲しいとのこと。
もちろん「どうぞ・・・」と答えたのだが、条件としてその立札の写真を完成後送っていただくことにした。

いつ上がるのかは聞かなかったが、いずれ紹介したいと思う。

海岸寺「龍図」

海岸寺 山門 山門の天井画
 龍図・現状画像  龍図・復元画像

 

(資)文化財復元センター おおくま
良心的な歯医者さん・・・

先日、ネットで探して京都のある歯医者に行った。

以前に差し歯をしていた歯がダメになり、取れた差し歯を入れてもすぐに取れる。

長い試練を受けていたから、インプラントなど夢のまた夢であったが、少し余裕ができ、前歯なので抜けたままにするのもみっともないので、出来るだけ安いインプラントを探した。

すると関西にクリア歯科と言うのがあり、そこは大阪や京都にも有って「15万円」と謳っている。
それくらいなら何とかなるかと思い、見てもらいに行ったのだが・・・

そこの医者、最初は随分と愛想がよく、説明もしっかりしてくれるので、良心的な医者だと思ったのだが・・・

いざ話を聞き出すと、その一番安い15万円のインプラントは、私の歯の状態では使えないと言い出す。
それだけならともかく、他にも何本も悪いところがあり、それらをまとめて処理しないと、その1本だけのインプラントはうちでは受け付けられないと、しつこく言い始めた。

いくら言われても、一度にそんな予算は無いと何度も言ったのだが、相手にしようとしない。

で、よく物を売る商売で、最安値を謳っていても、実際に行けばそれは売り切れたとか言って、結局高いものを売りつける・・・
まさにその歯医者版であり、間違ってもそこで治療しようとは思ないので「考えます」といって帰ってきた。

それから数日して、再度ネットを検索すると、大阪の梅田で「白山歯科クリニック」と言うところが、同じくインプラントが15万円と謳っていた。

そこで電話問い合わせをして、本日朝一に行ってきた。

実は現在厚生年金の保険を止めていて、まだ国民保険の手続きをしていない。
どっちにしろ、インプラントなら保険は効かないから、この際入れておこうと思っての話だが、歯科に行くと助手の女性が「保険が無いと、初診料とレントゲンで、7千円ほど掛かりますが、いいですか?」と言うので「かまいません」と言って診てもらった。
すると、インプラント以外にブリッジが可能らしい・・・
ただそれができるかどうかは、もっと細かくレントゲンを撮る必要があり、全部で1万円ほど掛かりますが?と言われて、また構わないと撮ってもらった。

その後そこの医院長の白山と名乗る医者が話を始めたが、まだ若くて、男前で、感じはクリア歯科の医者も似ているのだが・・・

問題なのは、この白山医師は、ブリッジにした方が安くつくし、インプラントより安定するけど、梅田まで通ってくるより、地元の歯医者で直した方が通う手間も省けるし、費用的にも同じだと言う。

それを聞き、納得して、そこでの治療を諦めた。

で、いざ受付でお金を払うとき、1万円以上は掛かるものと聞いていたから、覚悟はしていたが・・・・

何と請求金額は「2340円」と書かれていて、思わず目を疑い、受付のお人形ちゃんみたいな化粧をした女性に「えっ、何でこんなに安いの??」と、思わず聞いてしまった。

そうするとそのお人形ちゃんの女性は「はい、先生がこの金額で請求するように・・・」との事。

前回のクリア歯科は、良心的ぶった詐欺的歯医者だが、この梅田の「白山歯科クリニック」は、本当にいまどき珍しく「良心的」な歯医者だった。

(資)文化財復元センター  おおくま

なにやら・・・・

以前に「けじめをつける・・・・」としてブログに書いたことがあるのだが、医療カルテの「消された部分」を 何とか読めないかという依頼を受けたことがある。

そのカルテは現物ではなく、「コピー」だったので、普段使う赤外線や紫外線という撮影法は効果を発揮しなかった。

かといって、そのまま返すわけにもいかず、閃いたのは「スキャナー」を使う方法であった。

本来文化財は「非接触」で「非破壊」が原則であり、ガラス面が接触するスキャナーは使うことが無い。

しかしながら今回の復元物は「コピー」であり、痛むことのないので使ったのだが・・・

実はこの医療カルテの復元の話、あの時も話したのだが「医療ミス」の可能性があり、現在弁護士を立てて裁判中との連絡が入っ た。

その証拠品として当社の復元画像を使いたいとのこと。

協力させていただくことにした。

(資)文化財復元センター  おおくま
大事な人からのプレゼントの復元

今年の5月の中ごろに、HPの問い合わせフォームから問い合わせが入った。

お菓子の外表紙のナイロンにマジックで字が書かれているのですが、マジックが消えてきていて全文読めません。
大切な人からの言葉が書いてあるのでどうにかして読みたいのですが、復元可能でしょうか?

どうも文面から見て女性の様である。
大切な人??と書かれていたので、恋人やご主人からのものと思ったのだが、どうもそうではないらしい・・・

なんどかやり取りをしたのだが、まだ若い女性で、子供のころから「おばぁちゃん子」だったらしく、そのおばあちゃんがくれたお菓子を食べ、そしてずっとその袋を手元に取ってあったらしい・・・・

そのおばぁちゃんがくれたお菓子の袋に、マジックで何か書いてあったのだが、それが消えてしまって読めなくなったらしい・・・

いまどき、珍しくおばあちゃん思いの娘だと思い、費用は後回しでいいから、復元したら??
と、何度も話したのだが、現在手元に復元費用が無いものだから、遠慮して、ボーナスが出たらそれで払えるから、それまで待つという。

また、生真面目な娘だと思い、再三、「おもい」を先に復元してあけるからと言うと、やっとそのお菓子袋を送ってきた。

セロファン袋の中身は「大福餅」
それに掛けたおばあちゃんのその子への「おもい」がそこには書かれていた。

(資)文化財復元センター  おおくま
お菓子袋 現状画像 お菓子袋 復元画像
 現状画像  復元画像
「戦時郵便」の復元募集の締め切り

こちらのブログや知人を介して、戦時郵便の黒く塗りつぶしたものや読めない者の復元を、テレビ取材のために募集していたのですが、テレビ局の方で対象の人を見つけられたらしく、その方の話を中心に話が進むようです。

せっかく「無償」での募集をしたのですが、生憎こんな時に限って応募者はありませんね・・・・

(資)文化財復元センター  おおくま

このページのトップへ