先日、「海野宿」を撮りに行った。
過去には「馬籠宿」や「妻籠宿」へは何度も行っているが、海野宿はどちらかと言うより、江戸時代の旅籠と言うより、明治時代に入り、蚕で財を成した商人の屋敷町的な雰囲気だったが、この「大内宿」は逆に茅葺屋根の宿場町で古さを感じる。
ただ、前日まで「雪まつり」が開催されていたらしく、雪の灯篭が並んでいたのだが、さすがに朝一番に行くと、寒さが身に沁み、持参したAmazonで買ったばかりの撮影用の手袋が、思ったほど温かくなく、むしろ冷たさで思うようにカメラの操作ができない。
しかも、先日「地獄谷野猿公苑」の帰りの緩い下り坂で、2度も滑った。
大内宿も積もった雪が凍っており、帰り際に緩い坂道を下りながら撮影したが、登りより下りの方が滑りやすく、高いカメラと17ミリのシフトレンズをつけての「HRD」撮影のため、三脚で撮るため、歩くときに細心の注意をしながら、カニ歩きで半歩ずつこわごわ歩いたが、何とか滑らずに撮影を終えた。
(資)文化財復元センター おおくま