2017年6月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

ブログメニュー

不思議な美咲の物語 ・Amazonビデオ

2014年のTBSの作品らしい・・・

【TBSオンデマンド】となっているが、テレビで放送されたものなのか、映画館で上映されたものなのかも・・・

私には判らない。

ただ言えることは、私は10年ほど前まで、邦画なんて「ダサい」というか、全く興味が無く、ハリウッドの映画が最高だと思っていた。

それが数年前から、「精神世界」を追求しはじめ、そしてネットの配信サイトをいくつも映画を見始めて・・・

それから多くの作品を見た。

 

当然最初は洋画がメインであったが・・・

おくりびと」や「阿弥陀堂だより」などを見始めたころから、「邦画」の良さが解りはじめた。

なんっうかぁ・・・

邦画には洋画に無い「情」・「なさけ」・「おもいやり」など、3次元世界である、物質界では目に見えないけど・・・

実はヒトにとって一番大切なモノ・・・

それが、邦画の世界にはちゃんと描かれている。

 

そんな事に気が付いたのだが、昨夜と今日に掛けて「おくりびと」をまた見た・・・

私は若い頃、転職して写真館ら務めた。

まだ24歳の時、ちょうど40年も前の話しだが、私は仕事で葬儀のスナップを撮っていた時、店の先輩が現場にきて。「大隈君、仕事を代わりに来た「君のお父さんが亡くなった・・・」と言われたとき、私はいったいなんの話しなのかも理解できなかった。

私は離婚した母親のもとで育ったのだが、父親の元には、まだ中学や高校のころ、遊びに行った記憶があるのだが、父親は他のオンナとその連れ子と一緒に暮らしていた。

 

その後10年ほど行き来は無かったが、そんな父親が死んだと連絡があったらしい・・・

結局私たち兄弟は父親の葬儀に出席したが、その時私は仕事のプロ意識が働き、父親の葬儀のスナップや集合写真を、冷静沈着に撮っていた。

これって「おくりびと」に出てくるシーンと同じなんよね・・・

 

話しは戻すが、この物語も結局ニッポン人特有の「情」とか「なさけ」とか・・・・

ハリウッド映画ではほとんど描かれない「精神面」を描いたものだと思う。

 

高倉健のやくざ映画以後の作品が大好きなのだが・・・

彼の独特のイメージがあまりにも強烈過ぎて、彼は1931年の生まれと言う。

私より22歳も年上で、2014年に亡くなっているが、計算すると83歳となる。

彼は仲代達也と違い、年老いて、年相応の役が出来ず、結局は全盛時のイメージがあまりに強く、そのイメージを演じながら人生を閉じた。

 

吉永小百合も1945年の生まれで、私より8歳も歳上である。

しかし彼女も若い頃からの熱烈なファンが多く「サユリスト」とまで言われ、また彼女がウンコをする姿など想像できないとまで言われた。

この作品はすでに彼女が69歳の時だと思う・・・

彼女も高倉健同様に、あまりにもマドンナ的イメージが強すぎて、そこから抜け切れなかったと思う。

さすがにこの作品でも、全盛期の美貌も薄れ、目元にも小じわが目立つのだが・・・

それでも、高倉健や吉永小百合が出ているだけで・・・

独特の雰囲気がある。

 

話を戻して、我々は目に見えるもの、そして物質界である3次元に生きているのだが・・・

世の中、いゃ世界はすでに3次元から5次元に、次元上昇が始まっていると言う。

私の仕事は「目に見えない世界」と深く関わっているらしく、この仕事に導かれたり、そして潜在意識っうか、守護霊なのか、はたまた魂なのかは存ぜぬが、いろいろと私の価値観に影響を及ぼす。

 

で、結局のところ、5次元とは「目に見えない世界」つまり「精神世界」と強く繋がっていると思う。

その世界において、一番大事なことはヒトの「意識」だと言う。

意識とはつまり「おもい」「情」「なさけ」とか、目に見えないし、金で買えないけど・・・

実はヒトの人生において、一番大事なものだと思う。。。

邦画っうかぁ・・

ニツポン人には、もともとそういう精神的なものに、価値を見いだせる遺伝子を持っているのだと思う・・・

そんな遺伝子ももたないものが、自称「愛国者」を名乗るんだから、世も末である。

(資)文化財復元センター おおくま

このページのトップへ