昨日の日曜日、吹田の私立博物館まで行って来ました。
雨が降り、車で行ったのですが、思ったより時間が掛かりました。
実はこの「吹田市立美術館」には、2?3年前に一度行ったことが有りまして・・・
当時この「画像による文化財復元」と言う技術を、近畿の各市町村の教育委員会や、主な博物館に紹介して回っていたことがあり、そのときに訪れていました。
で、今回初めてお金を出して(200円)始めて展示を見せてもらいました。
思ったより狭いようで・・・
そして「特別展」として「吹田」の歴史を写真と共に紹介されていて、今回はそれについての講演企画と言うことでした。
もともと「デジタル復元」と言う言葉につられて、伺ったわけですが、どうも吹田と言う所は市民運動の活発なところのようで、この博物館にも関係者の方が多く集まられている様子でした。
今回、講演された奥居氏も、また講義を聞かれていた方も、ほとんど関係者と言う状況で、わたし一人が浮いた感じでした。
で、講演の最初のころに、「2000枚の古い写真」が我が家にやってきたという話があり、それをデジタルで取り込み、そして復元したと言う話が出てきたので、展開を楽しみにしていたのですが・・・・
生憎話が「定点観測」の方にシフトしていきました。
つまり吹田市には「千里ニュータウン」という大きな団地があり、そこの数十年間の移り変わりを、「定点観測」で比べてみると言うのが、今回の写真展のテーマの一つであり、また講演のテーマでもあったようです。
もちろん、参加されているほとんどのヒトは、吹田市民であり、また年齢的にもわたしと同じ50歳前後の方が多く、その移り変わりを見てこられたヒトが大半ですから、その話題に集中することは致し方ないことだと思いましたが、ただわたしとしては、「デジタル復元」と言うテーマにつられて行ったものですから、そこのところは正直少し残念でした。
でも、帰り際に少しだけ館長を初め、そこのメンバーの方と話が出来たことは有意義でした。