高千穂の近くにあり、夜中でもない限り、通るときは必ず寄り写真を撮っている。
毎度毎度、飽きずに撮るものだなぁ?と呆れられるだろうが、今回は久しぶりに「赤外線撮影」を試みた。
以前にも赤外で撮ってはいるが、今回はHDRと呼ばれる、露出を変えて撮った複数の写真から、諧調の幅の広い画像を創りだすやり方で撮ってみた。
独特のトーンとなった。
復元の仕事で、赤外線撮影をするのだが、35ミリ用のレンズには「ヘリコイド」と言って、ピントを合わせる機構が付いているが、どうもこれが原因で、赤外線撮影に35ミリ用のレンズで撮ると、真ん中に円形の光源ムラが出やすくなる。
これは普通のカラー撮影では出ないものだが、今回のように絞りを絞ってパンフォーカスの写真を撮ると、特にそれが目立つ。
HDR画像の制作時にいろいろと目立たなくはしているが、ソレでもなくなったりしない。
最後はPhotoshop で焼きこみを入れて、あまり目立たなくはしている。
(資)文化財復元センター おおくま