先週また3泊4日で、宗像大社から高千穂を回り、久々に帰りに宇佐神宮まで足を運んだ。
距離にしてだいたい1600キロを、いつものように地道を走った。
出発した時は、セレナのディーゼルエンジンは絶好調で、軽くアクセルを踏むだけで気持ちよく加速した。
ところが帰りぐらいになると、以前から時々出ていたのだが、信号待ちで坂道発進した時に、、どういうわけか思うように加速しない・・・
いつもいつもそういうわけではないが、そういう状況が頻繁に起き始めた。
帰ってきてから、ディーラーに見てもらったが、部品の交換が必要らしい・・・
さて、今回は結構朝早く8時ごろには出発したたら、結構明るいうちに遠くまで来た。
で、途中になにやら「閑谷学校」という看板が目に入った。
何となく、古い学校であることは判るし、長野にもそういう古い建物が残っているから、そのたぐいだと思いながら、横道に入り、閑谷学校へ寄ってみた。
施設に入るには入場料がいるのだが、大人は400円となっていたので、払おうとすると・・・
「65歳以上でしたら割引があります。」と言われたら、そう、ちょうど5/3日に65歳になったところだったので、200円で入ることができた。
ここもやはり中国か台湾の団体客が来ていて、にぎやかだったが、彼らが帰ると人出はほとんどなかった。
この「閑谷学校」は、明治時代の学校だと思っていたら、閑谷と言うのがそこの地名で、どうやら江戸時代初期に、岡山県の藩主が庶民教育のために創った学校らしい・・・
なにやら「現存する世界最古の庶民のための公立学校」という事らしい・・・
ほとんどの建物は瓦葺きの日本建築だが、たぶん明治時代に建てられたのだろうが、資料館だけは洋館となっている。
その建物内も、撮影禁止とはなっていない様だが、しかし「資料の撮影はご遠慮ください」と書かれていた。
(資)文化財復元センター おおくま
ここには2回目だが、前回は冬の早朝に撮り始めた・・・・
軍手で撮り始めたが、指が痺れるくらい冷たく、一度車に戻り、手袋を変えて撮り続けた。
今回も早朝だったが・・・・
今回は6じごろなのに、雲一つない青空・・・
で、それならばと、赤外線撮影で始めたが、撮りながら後悔した。
赤外で撮ると、レンズのゴーストやリング状の光源ムラがひどいのだが、それだけではなく、赤外で撮ると、ここの「廃墟」と言う感じが出せないことに気が付いた。
仕事場に戻ってから、赤外用のハイコントラストで、一通り現像したものの、雰囲気が合わず、次はローキー調でやり直した。
でもそれも結局、べたつくだけで迫力に欠ける。
で、また現像をすべてやり直した。
結果として、見ごたえのある写真が撮れた。
でも、ネットにアップするためにカットを半分くらいに減らしたけど、それでも50カットくらいになってしまった。
とはいえ、見ごたえのある作品となっている。
(資)文化財復元センター おおくま
ここにも数回行っているのだが、最初に行った時は、坂ノ下のところに立て看板があり、そこに車を置いて、撮りながら登ったのだが・・・・
その後は阿弥陀堂の近くに駐車場があることが判り、そこに停め、楽をしている。
でも、たしかに下からあがると、何か所か絵になる場所があるので、今回車を下に停めて撮りながら登った。
とは言っても、結構な距離があり、上り坂も急なので、ゼイゼイ言いながら登り終えたが・・・
降りてから看板を見ると、1.5キロもあったらしい。
とても疲れて、諏訪に帰ってから行きつけの温泉浴場に行ったら、「本日終了しました」と言われた。
でも車で呑むビールはうまかった。
(資)文化財復元センター おおくま