知人がリンクを貼って、教えてくれた・・・
「まぼろしの邪馬台国」の主人公と、さだまさしの父が知り合いらしい・・・
彼はその主人公の歌を作っているらしい・・・
最初はぶっきらぼうで、人の話しを聞かず、誰彼見境なく、食って掛かり、「あんたが大将・・・」と思えるような男なのだが・・・
実はある一面「九州男児」としての、自分の気持ちを相手に伝えることの下手な、そして亭主関白が九州男児と思われがちだが、実はその裏には、とてつもなく「優しく」そして「情」が深い・・・
ただ・・・
それを表に出せないし、相手に伝えられないのは、九州男児に限らず、「ニッポン男児」の共通する性格かもしれない・・・
(資)文化財復元センター おおくま
この作品、たぶん3度目だと思う。
同題の書物が、1965年に「九州文学」に連載開始され、1967年に講談社から出版され、夫婦そろって「第一回吉川英治文学賞」を受賞したとのこと。
そして映画化は2008年されたと言う。
映画化そのものは、まだ新しいのだが、この主人公の奥さんの役を吉永小百合がやっているのだが、役どころが30代前半から50代までとなっているが、さすがに日本を代表する女優だけあって、実に綺麗であった。
また、劇中で「卑弥呼」の姿としても登場するが、とても魅力的な卑弥呼となっていた。
物語は、全盲の主人公が島原鉄道の社長で、アマチュア考古学の先生なのだが、経営もワンマンで、家庭でも亭主関白として描かれているが、しかし実はとても「情」の深い男で、会社を首にした秘書を、銀行へ再就職させたり、元社員たちとも、口では対立していても、実はちゃんと裏では心配していたり、また金に無頓着で、社長時代にも支払いが滞っていたりするのだが、知人の銀行の頭取が彼の人柄を知っており、金の融通を付けてくれたり、何より吉永小百合の演じる後妻がそんなわがままな男に、ちゃんと付き従い、彼を成功させる・・・
二人三脚の夫婦の見本のような二人の姿、そして彼の葬儀に町中の人が押し寄せる。
後妻は「なき亭主に変わり、ご迷惑をかけたことをお詫びします」とあいさつをするのだが、そこに前妻が現れ、「このオトコに線香をあげに来たのではなく、貴女に頭を下げに来た」と、土下座をする。
邪馬台国と言えば、私が生まれた福岡の「甘木」も、以前に初めて知ったが邪馬台国の候補地の一つだと言う。
そんな関わりもあり、また「画像による文化財復元」という仕事の関係もあり、邪馬台国にはとても興味がある。
(資)文化財復元センター おおくま
私は若い頃に、何かのコマーシャルで、パプロ・カザルスが国連でこの歌を演奏したものを聴いたのだが
その前に彼は
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わたしは、もう40年近く
人前で演奏してきませんでした
でも今日は、演奏しなければなりません
今日これから演奏するのは、短い曲です
その曲は
「鳥たちの歌」と呼ばれています
空飛ぶ鳥たちは
こううたうのです
ピース・ピース・ピース
鳥たちはこう歌うのです
ピース・ピース・ピース
ピース・ピース・ピース
ピース・ピース・ピース
【1971年・パプロ・カザルス 国連スピーチ】
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と、語りかけた・・・
この言葉とこの曲が忘れられず、ずっと探してきた。
どうもその時のビデオは発売されているらしいが、レコードは発売されていない。
もう5年以上前かなぁ・・・
彼がホワイトハウスで、ケネディ大統領を前に演奏したレコードを知り、購入した。
私のお気に入りの一曲だが・・・・
どんなにテクニックの優れた音楽を聴いても、これを超えるモノには未だに出会っていない。