2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ブログメニュー

「文語体」より「口語体」

【「文語体」より「口語体」】

今はインターネット全盛時代だけど、それが普及する以前に「パソコン通信」と呼ばれるネットワークの時代があった。

僕はその「創世記」から参加していて、「写真」関係のフォーラムのサブ死す、いゃ「サブシス」をやっていた。

ネットの世界はバーチャルリアリティの世界で、会話するときは「顔」も見えないし「声」も聞こえない、「文字」だけの会話から始まった。

各自の実名ではなく、「ハンドル」と呼ばれる呼び名を自分でつけるのだけど、リアルな世界では「あだ名」や「ニックネーム」と言うものがあるけど、これって本人の「代名詞」だよね??

ところがパソコン通信の「ハンドル」って、それもちょっと違って「自分の好きな名前」を付ける人が多く、バーチャルリアリティの世界だから、現実世界では自分がどんなに弱虫でちっぽけな人間であっても、相手には自分の「実像」が見えないわけだから、ハンドルにスーパーヒーローの名前や、漫画の主人公とか好き勝手な名前を連れる人が多かった。

人間って姿かたちや名前が知れる「表世界」では悪い事ってできなかったりするけど、カーテンに隠れて悪いことをする人っていっぱいいるやん??

「ハンドル=匿名」だから、簡単に「別人格」って作れちゃうんよね・・・

そんな別人格の一つに「ネカマ」と呼ばれるものがあり、男がオンナのふりをして、相手を騙す。

そして騙された相手をあざ笑って楽しむ輩もいた。

そうすると、例えば写真フォーラムでも会話でも、自分はプロカメラマンだと嘘をついたり、ちょっとした知識を大げさにひけらかすものが居たりするわけ・・・

それとネット会話の創成期って、参加していたのは東京のパソコン関係の仕事の人や大阪や名古屋あたりの「アマチュア無線」の連中がほとんどだったんだけど、そのやり取りの文章が「●●です」「〇○ます」と言う、言わば「です・ます」調の文章だったんよ・・・・

つまりこの手のやり取りって「建前」の話しかしないわけよ。

そうすると、他人とやり取りをしていても、大阪人からすると、おもろないわけよ・・・

大阪人って「ホンネ」の世界なんよ・・・

で、僕はその写真フォーラムでのやり取りを、「大阪弁」の口語体で書き始めたわけ・・・

元々僕は嘘や隠し事が嫌いだし、本音で生きているものが、大阪弁の本音トークを始めたら、他のメンバーもどんどんその地方の方言を使ったりして、会話が弾むようになった。

人って、建前のきれいごとを並べた「文語体」より、友達と一緒の会話のようなやり取りの方が受け入れやすいんよ・・・・いゃホンマ

それから僕はこういうように「話すように書く」やり方を取っているんだけど、相手にとっても親しみのある人からの言葉だったら、スムーズに届くんよ!!

それとね・・・

今までにも何度も話したことだけど、「文章」と言うか「単語」一つをとっても、自分が相手に伝えようとした「ことば」であっても、受け取る側ってその1つ1つの「単語」には、「微妙に違う」ニュアンスを持っているわけよ・・・

そうすると、「自分が相手に伝えようとした内容」と「相手が受け取った内容」には、当然ズレが生じるわけよ・・・・

それがまだ「微妙なズレ」であるうちはいいけど、それが時として「正反対」に受け取られることがあるわけよ!!

ネット上でよく「バトル」が始まるのは、実はこれが原因なんよ・・・

「言った本人」に悪気が無くても「受け取った側」は、それらの単語に「違う解釈」を勝手にしてしまうわけ・・・・

要するに「勘違い」なんよ・・・・

でね・・・・

当時学んだ事だけど、例えば相手と「文字」によるやり取りより、電話で「声」によるやり取りだと、「声のトーン」や「話し方」と言う「情報」がプラスされるから、お互いに誤解する可能性は減るよね??

で、今度は実際に会ったり、あるいは「テレビ電話」の様に「姿・顔」が見える形で会話すれば、今度は「表情」と言う「情報」がさらにプラスされることで、誤解はさらに減るんよ・・・・

それくらい「文字によるコミュニケーション」って「情報量」が少ないんよ・・・

でもそのことに気が付いている人は「極々」「少数」なんよ・・・・

ここが僕と「巷の人々」との意識レベルの違いなんよね・・・・

で、じゃ、どうすれば「文字」によるコミュニケーションで「誤解を減らせるか」っう問題なんよ!!

で、僕が出した答えは・・・・

①難しい専門用語を使わず、誰にでもわかる「易しい」言葉を使う。

②いろんな解釈ができるような「抽象的な言葉」を使わず、誰でも共通イメージを抱けるような「具体的な言葉」を使う。

③具体的な「たとえ話」や「経験談」などを含めて、相手にもイメージしやすく書く。

④そして「単語一つ」で済ませるのではなく、違う言い方などをして「説明的」に詳しく書く。

⑤当然「話す」様に書く。

こんなところが僕の答えの到達点なんだけど・・・・

そうすれば当然「文章が長く」なるわけよ・・・

なのに巷では「SNS」などで「短文」だけのやり取りが増えたよね??

これって、誰も気が付かないようだけど「DS」が、わざと人々の「対立」を作り出そうとして企んだことなんよ。

お互いに「誤解」しあって、「団結」しないように!!

くまさん

他人は変えられない、変えられるのは・・・・

【他人は変えられない、変えられるのは・・・・】

何度も話したように、僕は嫁さんの悪いところを直そうとした。

最初は「優しく」言うんだけど、なかなか直さない・・・

次には「ちょっときつく」言うようになった。

それでも直らない・・・・

最後は「怒るような」口調で言ったら、嫁さんは「貝」になった。

それともう一つ、17歳年下の彼女は明るく楽観的な性格で、僕と正反対。

彼女は「悩まない」「落ち込まない」「深く考えない」と、三拍子そろっていたけど、僕はそれを彼女の「欠点」だと思った。

だからそれを直そうと思ったんだけど、あの性格だから何を言っても「馬の耳に念仏」なんよ・・・・

それを何度も言うと、やはり喧嘩になるよね・・・

気まづくなると、当然やり取りが途絶えた。

だけど・・・・

1週間ほどすると、彼女の方から「何事もなかった」様にメールが届く。

これって、僕にはできないことなんよ・・・

つまり、「拘り性」の僕からすると、「何事も無かったように」振舞うなんて僕にはできないけど、彼女のあの性格だからできたことなんよ!!

そう考えた時、「もしかしたら・・・」彼女のあの性格って、僕にない「長所」じゃないかと気が付いた・・・

こんな話なんだけど、僕は努力家で頑張り屋だから、「よりよくする」事ばかり考えるし、当然周りの人もそう考えているのが【常識】だと思っていたから、当然他人から指示されたとしても、そのことに気が付き努力する「はず」だと思っていたわけよ・・・

ところが、ところが・・・・

現実はそうではなかったわけよね・・・・

僕にとっても信じられ無い事なんよ!!

で、その後「縁」のできた数人にその話をしたことがあるんだけど・・・

ある人から「他人は変えられない」「変えられるのは自分自身だけ」と言う言葉を聞いたんよ!!

その時は「え!!なんでやろ???」と思ったんだけど、それから数年して、いろんな出会いを経験してくると、何となくその意味が分かったんよ!!

これってねぇ・・・・

「精神世界」でも言われていることなんだけど、「自分を取り巻く世界って、実は「自分の想い」が「創り出した」ものなんよ。

例えば、「僕の目から見た相手の姿」と「ホントの相手の姿」は決して同じじゃないし、もっと言えば、同じ「一人の人」を周りの複数の人が見たら・・・

まったく同じ姿にはならないわけで、要するにそれぞれの「受け取り方」が創り上げた姿だということ。

と、なると・・・・

要は「別れた嫁さん」や「最初の彼女」の姿って、本当の「本人の姿」じゃないわけよ・・・・

「僕が創り上げた姿」なのに、それを「ホントの相手の姿」として「直そう」としても、相手にとっては「無関係」であり、迷惑なだけなんよ!!

だけど・だけど・・・・

もし「自分」が「相手に対する見方」を変えたとしたら・・・・

相手の姿は変わったように見えてくるんよ!!

ものは「考えよう」「受け取りよう」なんよ!!

相手を自分が無理やり変えようとしても、「本当の相手の姿」じゃないわけだから、変わるはずがないんよ・・・・

それより単に「自分の受け取り方」を変えれば、相手も変わったように見えてくるわけなんよ!!

だからこそ、自分が思っている「相手の姿」をいくら変えようとしても、変えられないけど、逆に「自分自身」の相手に対する考え方を変えれば、相手は変わって見えてくる。

と、言うことなんよ・・・いゃホンマ!!

くまさん

このページのトップへ