ご存知の方はとても少ないと思いますが、一般的に領収書や契約書などの「控え」は「ノーカーボン紙」が使われます。
昔は「カーボン紙」という、黒い紙を間に挟み、コピーを取ったものですが取り扱いがめんどくさく、指が黒くなったものです。
ところが40年ほど前から、複写紙そのものに、特殊な色素のカプセルを塗り付け、圧力がかかると色が出る仕組みの「ノーカーボン紙」というものに置き換わり始め、金融機関や官庁で使われるようになってきました。
そのノーカーボン紙に使われる色素は、実は耐色性がとても悪く、光や熱に弱いようで、下手をすると10年未満で文字が消えてなくなることも多く、うまく保存されていても、確実に色は薄れてきます。
法的には書類は10年保存すればいいらしいのですが、しかし現実は大事な契約書の筆跡が確認できないこともとても多く、特に「過払い請求訴訟」などで、契約書の本人の筆跡が消えてしまい、裁判の証拠として受け取られないことが多々あるようです。
ネットを検索すればわかりますが、ノーカーボン紙の文字が消えるという話はいくつか見かけますが、その防止策もまた消えた文字の復元法も全く見つけることはできません。
たまたま、数年前にある企業の領収書の文字を復元した経験があり、今回その「ノーカーボン紙」の消えた文字の復元法を確立しました。
また、領収書や契約書の内容の改ざんなども、見つけることができる方法も当社は持っております。
くわしくは「消えた文字復元します」をご覧ください。
これまでのコメント
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内田 誠二 :
2017/1/9 月曜日 at 10:30 AMブロックチェーン(ビットコインを入れる財布)の第二パスワードを鉛筆書きで記録していましたが消してしまいました。さらにその上から鉛筆で文字を書いてしまいました。ビットコインを入れる財布(ウオレット)には20,000ドルのビットコインが入っていますが、第二パスワードがわからないと一切出金ができません。ブロックチェーンではパスワードはわかりません。復元できますでしょうか。