戦場からのたより・・・
【戦場からのたより】
先ほどの「硫黄島からの手紙」って2005年だったかな?硫黄島の遺品回収作業中に、偶然に「埋められていた手紙」が見つかったという始まりなんだけど・・・
普通考えると外地にいる兵士が、簡単に国内の家族に便りを送れるか?
と言う疑問がわくんだけど、でも実際に郵便船のようなものが、国内の家族あての便りを運んでいたということなんだけど・・・
でも実際は書かれた「たより」は厳しい検閲を受けていたらしく、多くの部分が墨で消されていた。
つまり家族あてであっても、「自分たちの部隊が」「今、どこにいるのか?」って敵にしてみれば一番知りたい情報だから、「日時」や「場所」に関する情報がことごとく塗りつぶされたんだけど、それらの便りを遺族が保存しており、それらの復元依頼をテレビ局や個人から何度か受けた。
中止になったフジテレビの「戦時郵便」の復元結果
にもあるのだが、消されたものでも簡単なものは復元できるんだけど・・・
実はそれにの中には「2重・3重」に、厳重に消されたものも多い。
そうなると・・・・
復元不可能なものも結構あった。
ただ、逆に【NHK「よみがえりマイスター」のはがき・・・】
の様にまったく消されていないものもあるけど、鉛筆で書かれたり墨書きされたものは薄くなっても「赤外線」で、少し濃く写るんだが、逆に「インク」で書かれたものは「紫外線」で復元できるものも多い・・・・
どっちにしろ「想い」がこもった「たより」はうちの復元技術で甦ることも多い・・・
くまさん