「スラムドッグ&ミリオネア」Hulu

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2008年のイギリス映画らしい・・・・

当時確かにこの作品のタイトルが話題になっていたことは記憶している。

なんか、見たいような、見たくないような、そんな気がしていた。
          

舞台はイギリスではなく、インド。

スラム街育ちの青年が、クイズ番組を勝ち抜く・・・・

ずいぶんと大金がかかっているようで、「100万ルピー」まで勝ち進み、あと1問で全問正解となるのだが、放送時間の終了で、最後の1問は翌日に持ち越された。
           

ところが放送局は無学な青年が正解を知っているはずがない、インチキをしていると警察に通報し、警察では不法な拷問をされるが、彼はインチキを認めず、正解を知っていた理由を、自分の人生の中で語り始めた。
      
       
彼には兄がいた。
    
母親は暴徒に殺され、兄弟二人で詐欺や泥棒などで金を稼ぎ大きくなった。
      

一緒に暴徒から逃げた少女を含む3人は、子供を乞食として働かせる悪党に捕まり搾取されるが、結局少女は連れ戻された。

それから数年後、その青年はその少女を探すために、元の街へ戻る。
       


やっと見つけ、少女を連れて逃げるが、兄がその少女を奪い取る。
     

それからまた数年、青年は電話交換の助手となるが、その少女がその番組を見ていることを知り、出場する。
      

その青年の生い立ちと育ちが、結局クイズの正解と結びついていて、正解していたことを警察も認め、彼を釈放し、翌日テレビ局へ青年を送り届ける。
        

このあたりがなかなかインドの警察も粋なことをするものだと思う。
      

つまり、アメリカ映画などの警察は徹底的に「」として描かれるから、もしアメリカ映画なら、警察は意地でも彼を犯人に仕立て上げ、出場を阻止すると思われる。

まぁ、インドの警察云々というより「イギリス映画」だから、そういう扱いなのかもしれない。

ラストは、その少女も青年の兄貴により悪党から逃げられるのだが、代わりに兄貴は殺される。
      

青年と少女は駅で無事再開するのだが・・・・
        
        

ここ数日、いろんな作品を見ているが、ハッピーエンドの物語は見終えると気持ちがなごむが、そうでないものはやはり気持ちが暗くなる。
    

この作品、ハラハラドキドキしながら見ていたが、最後はハッピーエンドで感動した。
      
      

そして、私はインド映画は見ることもないが、よくインドの映画は歌と踊りが頻繁に出るらしい・・・

この作品も、制作はイギリスだが、出演者も舞台もインドであり、随分と後日談も豊富なようだが、このラストは二人だけではなく、大勢の人が駅のホームで踊るという、インド気分満載のラストシーンとなっている。
           

(資)文化財復元センター  おおくま
 
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①-読書録
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