先ほどfacebookを見ていて、聞きなれない言葉が目に入った。
カヒキラニ久仁 童神(ヤマトグチ)わらびがみ
どうも司会をされた方がアップされたものらしいが、ちょっと気になるのでYouTubeを見てみた。
フラダンスもこんな見せ方があるのに感心したが、実に癒してもらった。
二人のダンサーのシルエットを見ていると、画面に向かって右側のダンサーの動きが大きく、左はそれに比べて動きが小さいから、まだ初心者なのかと思った。
しかし、見ていると左側のダンサーが母親で、右側が娘という。
娘が母を超えた・・・・・
そう、一見すると思えてしまうが、どうもそうではなさそう。
母親はさすがに年の功なのか、動きを抑えて踊っていることがいずれ見えてくる。
そしてこの歌にはこの踊りがよく似合うことに気付いた。
先週、ちょっと変わった仕事が舞い込んだ。
電話で問い合わせてきたのだが、車のシートのスポンジに日付がスタンプしてあるが、その日付が薄くて読めない。
簡単に考えたのだが、スタンプは何らかのインクで押されているはずだから、紫外線に反応するか、あるいはポリライトを使えば蛍光反応を示す。
そう確信していたが、実際に作業にかかると、紫外線はおろか、赤外線も全く反応しない。
さらに頼みの綱のポリライトによる「蛍光反応」も、何度も綿密に試したが、効果はほとんど表れない。
送ってこられたシートは3つあり、そのうちの一つは肉眼でも部分的にはうっすらと見えている。
にもかかわらず、特殊撮影では全く反応しない。
かといって、読めませんと返したら、Proとしてのプライドがたたない。
無い知恵を絞り、いゃ試行錯誤の経験がないだけの話だが、一晩布団の中で考え、あくる日にその方法を試すと、若干日付が見えてきた。
かといって、あっさりと読めるほどでもないので、考えた末、本来ならどんなスタンプが押されているのか?その見本画像を送ってもらっていたので、その日付に使われるフォントを探し当て、その見本上に重ねてみた。
それを頼りに、うっすらとしか見えず、しかも部分的にしか見えない数字を探り当てる。
つまり、1部分でもわかれば、そこに痕跡が残る可能性のある数字をまず探す。
その中から、「年・月・日」だから、組み合わせは限られているわけである。
言い換えれば、「消去法」とでも呼ぶべきなのか、ありえない組み合わせを省いていけば、部分的な痕跡からでも、若干の推定を交えることで、とりあえずは、製造年月日は解読できた。
これもよい経験となった。
(資)文化財復元センター おおくま
今年で8回目を迎えるらしい「けいはんなビジネスメッセ」 が、7/19日にけいはんなプラザで開かれる。
けいはんなへ事務所を移して5年目を迎えるが、枚方に居るときから毎年参加してきた。
けいはんなは、つくばの問題点を見直して、同じ設計者が設計した「学術研究都市」であるが、つくばとの大きな違いとして、「関西文化学術研究都市」と呼ばれるように、「文化」という言葉が付く。
けいはんなとは「京阪奈」のことであり、文字通り、3つの行政区の交わる部分にあり、京都府下となっている。
でも、京都市内に行くより、奈良へ行くほうが近い場所にあり、交通の便は非常に悪い。
それが原因で、未だに周りに空き地が多い。
話をビジネスメッセに戻すが、7年前だったか、最初に参加したとき、周りの展示物は、まさに最先端のものばかり・・・
うちの参加は場違いだと感じたが、当時の関係者は「いや、ここは文化学術都市だから・・・・」と言われ、安心し毎年出展してきた。
そして、毎年プレゼンをさせてもらっているのだが、最初の年はプレゼン会場も、ちゃんとしたホールだったのだが、次の年から会場は展示会場の横の通路に、パイプいすを数十脚並べた簡易な場所となった。
落ち着いて聞いている客も少なく、常に座席は入れ替わる。
つまり、プレゼン者の関係者がほとんどで、ちゃんと聴いている人は10人といない状態。
さらに会場を囲むように立っている人は、ほとんどがけいはんなの関係者。
だから、はっきり言って、プレゼンの効果はほとんどない。
それでもけいはんなに事務所を構えているし、参加費は無料だしと思い、どうせタダならと、毎年プレゼンをさせてもらってきたが、今年も申し込んであったが、事前にその内容の申請時に、「復元動画」を主に使うというと・・・・
「プレゼンだから自分で喋れ・・・」と言われた。
与えられるのはたったの15分間だけ・・・
その間に多くのことをしゃべるより、「京都産業21」からの補助金で作った「PR動画」があり、その補助金は「展示会やYouTubeでの使用」という条件で降りたもの。
ちゃんと時間を有効に使ってPRするための動画が10分弱、その前後に自己紹介や質問を受け付ける。
実は去年もそのやり方だったが、今年はそれはダメだといわれ、さらに問題なのは、たった10人程度の人を相手にしたプレゼンに、わざわざ前日に予行演習をして、専門家の意見を聞くと言いだした・・・・
アドバイスを希望する人には有効でも、それを望まないものには「大きなお世話」でしかない。
ばかばかしくなって「やんぺ・・・・・」と言って、プレゼンを降りた。
当社の技術は、文化財にためには意味のあるものだが、他社とのコラボで製品を作るには適しない技術なので、本当のことを言うと、この手の中小企業の展示会に参加して、一度も仕事につながったためしがない。
そんなこともあり、来年はビジネスメッセそのものに参加しないつもりである。
(資)文化財復元センター おおくま