1999年の作品らしい。
沖縄の小さい島に里帰りしてきた主人公の女と、実家のじいちゃん・ばぁちゃんを中心としたストーリー。
ナビィと言うのは、そのおぁちゃんの名前なのだが、そのおばぁちゃんの60年前の初恋の人が、島に帰ってきた。
おばぁちゃんは、結婚しているが実は60年間初恋の人を待ち続けていた。
一方おじぃちゃんは、その初恋のことは知っていて、おばぁちゃんを愛しているが、結局おばぁちゃんと初恋の人の「駆け落ち」を黙認する。
また主人公である女は、実家に泊まり込んでいるヤマトンチュ(日本人)と、最後には結婚すると言う、話としてはありふれた話なのだが、確かにおばぁちゃんの駆け落ちを中心に話は進むのだが、実はどちらかというと、それより「沖縄民謡」が、ところどころちりばめてあり、これも音楽映画だと言えると思う。
つまり、その女の本家に挨拶に行くと、どういうわけかその本家の夫婦と息子は、歌い始めたり、実家のおじいちゃんも三線を手に歌ったり、近所の人も、楽隊で出てきたり、オペラ歌手が唄いはじめたり・・・・
なかなかふんだんに音楽シーンが織り込まれている。
(資)文化財復元センター おおくま
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