NHK「よみがえりマイスター」のはがき・・・

事前に依頼主の許可は取ってあるが、番組放送までアップを控えていた。

 

文字を黒々と表現することは可能であったが、それでは父親が「鉛筆書き」で書いた家族に対する暖かい「おもい」が伝わらないので、あえて「鉛筆書き」の雰囲気を残しながら復元した。

(資)文化財復元センター  おおくま
 
1枚目・表・復元画像 1枚目・表・復元画像
1枚目表・現状画像 1枚目表・復元画像
1枚目・裏・現状画像 1枚目・裏・復元画像
1枚目裏・現状画像 1枚目裏・復元画像


 

2枚目・表・現状画像 2枚目・表・復元画像
2枚目表・現状画像 2枚目表・復元画像
2枚目・裏・現状画像 2枚目・裏・復元画像
2枚目裏・現状画像 2枚目裏・復元画像

 

カテゴリー
①-復元例
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コメント

  1. oukuma より:

    おはようございます。
    しかしよくそれだけはっきりと、テレビを見ただけで人の名前と関係などを、きっちりと覚えられますね・・・・
    逆にそれに感心しました!!

    (資)文化財復元センター  おおくま

  2. 日野上 貴康 より:

    大隈さん
    8月12日 出張先の大分でNHKの「よみがえりマイスター」を拝見致しました。
    本当に良い仕事ができましたね。仁郎さんの満州からの手紙、戦地から届いた2通の葉書を、奥さん百枝さん(依頼人のお母さん)がどんな想いで四つに折りたたんで満州から持ち帰ったのでしょうか。当時の満州からの引き揚げにまつわるお話をお伺いすることは少なくありませんが、命からがら十死に一生を得て母国に辿りつかれ、擦り切れて読めなくなった二枚の手紙を大事に木箱に入れて取っておかれた、お母さんのその想いを思うと、涙を禁じ得ません。
    このお母さんが、98歳まで天命を全うされたのが何よりもの慰めではあると拝察致しますが、70年もの長い間、殆ど依頼人のご兄弟ご姉妹にとっては、人生の殆んどの間、亡き父の心に触れる事なく過ごされたことを思うと、この度の大隈さんのお仕事の成果ががどれほどご遺族の皆さんの悦びになったのか、想像を超えるものがあるんだと拝察いたします。
    ひとしさん あやこさん まさおさん も既にご高齢のご様子。二枚目の下半分、お亡くなりになった百枝さんの心の中に鮮やかに復元されているものと確信いたしております。

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