1996年のハリウッド映画らしい・・・・
この題名、確かに昔聞いて覚えはあるが、内容は知らない。
アメリカの刑務所では、「○○州の観光協会」の電話応対の代行をやっているらしい。
その担当をしていた女が、刑期を終え出所する。
彼女はある州の小さな町でバスを降りた。
保安官から、仕事口を紹介され、小さな食堂に住み込む。
主人の老女は、最初は彼女を警戒するが、自分が骨折で動けなくなり、世話をする彼女を徐々に信用するようになる。
実は主人の老女は、10年前から店を売りに出しているが、買い手が無い。
それを知った彼女は「有料の作文コンクールの商品としてプレゼントする」企画を思いつく。
実は老女には息子がいたが、ベトナム戦争後、家には寄りつかず、森で暮らしていた。
彼女はその息子と接触するが、保守的な老女の親戚が、彼女を先入観から悪者扱いをして、老女の金を盗んだと濡れぎぬを着せるが、その金は間違って森で暮らす、老女の息子と元に行き、町中の人が、銃を持ち山狩りをして、息子と知らずに逮捕しょうとした時、彼女はそれを息子に知らせに行き、川の激流に流されて死ぬ。
彼女はその街に来てから、何も悪い事をしていないのに、周りから白い目で見られ、追い込まれる。
彼女の葬式の時、老女の親戚が、自分がぬれぎぬを着せたと告白する。
「私は彼女のことを調べ、彼女のことを一番知っている」「よそ者は街の人々に悪影響だから、追い出そうとした」「ところが、彼女のことを一番知らなかったのは、私だった」と、みんなの前で告白する。
これも当時賞をもらっているらしいが、人は自分を常識人だと勘違いして、思い込みで他人を見る。
それは、他人のこともそうだが、実は自分自身のことを一番知らないのは、自分だったりする。
(資)文化財復元センター おおくま
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