連休前に問い合わせのメールが入った。
何やら30年前の高校時代のクラスの「文集」がある。
しかし、随分と薄くなっているページもあり、何とかデジタル化して、当時のみんなに配りたいと・・・
こういう「思いで」の復元を望まれる人は多いが、なかなか予算的に折り合いがつかない。
しかし今回、何とか折り合いが付き、復元することになったのだが・・・
思ったよりもページ数も多いのだが、実はこの文集は卒業文集じゃないらしい・・・
どうも1年何組とか書いてあるのだが、しかし各ページを読み込みながら、少し見ていくとどのページも文字が高校生にしてはとても纏まった字を書いていたり、また各ページに似顔絵や漫画が描かれているのだが、これもまたどれを見ても素人が書いたものとは思えない・・・
仕事を終え、データーを送るときに、依頼主にその件を伝えたら・・・
何やら当時のメンバーの中に、現在「絵本作家」になったものが居て、その人が中心に創られているらしい。
それにしていまどきの高校生や大学生より、よほど読みやすい文字を書いていると思う。
(資)文化財復元センター おおくま
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