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元々「写真」を仕事としていたのだが・・・
アナログの「写真」の世界は、腕がモノを言う。
つまり「技術」がなければ、趣味でも仕事ででも「まともな写真」は撮れない。
ところが「デジタル」が台頭し始めると、パソコンを使って、露出が間違った写真などからでも、一見「まともな」写真が創れるようになった。
つまり、そういう「処理」が可能になったのだが、その先走りは「フォトショップ」というソフトから始まった。
で・・・・私もパソコンの初めは「98」を使って、ワープロで文章を書いたり、表計算したり、そして「パソコン通信」にのめりこんでいたのだが、確かに当時でもMacはあったが、極端に値段が高いし、道楽ででもないと買える代物ではなかった。
ところが「パワーマック」が誕生し、手ごろな値段になり、それを使って「画像処理」を試行錯誤で始めたのだが、一番応用ができそうだったのが「葬儀用遺影」である。
昔は写真の上から、エァーブラシを使って描いていたが、「写真合成」を使えば、もっとリアルに作れる。
それが私の「デジタル画像処理」の始まりなのだが・・・
現在の「デジタル画像による文化財復元」もその延長線上なのだが、これらはあくまでも「写真」を「画像」として「加工」するものである。
その為のソフトが「画像処理ソフト」と呼ばれていたのだが・・・・
時代は進み、私の嫌いな「AI」が幅を利かせる時代となった。
なぜ私が「AI」を毛嫌いするのか?
それは・・・・
AIは平気で「嘘をつく」からなのだが、本来「CG」と違い「写真」は「存在しないものは写らない」という「大原則」がある。
ところがAIは平気でそれを覆し、存在しないものをあたかも「事実」であるかのように造り上げてしまう。
私は隠し事と嘘が大嫌いなのだが、AIによって創り上げられた「嘘」も、いずれ時間がたつと「事実」と勘違いされて、「歴史」に刻み込まれる可能性がとても高い。
なんでそんな馬鹿げたものを、一般に開放するのか??
私はそれを危惧するのだが、最近「ルミナ―ネオ」というソフトを買った。
このソフト、私の仕事の「画像処理」に応用しようと思うのだが・・・
つまり「何らかの目的」をもって、「画像」を「加工」する目的ならわかる。
ところが本来このソフト・・・・
画像処理目的ではなく、「写真修正」用で、AIを使って、今まで難しかった「曇り空」を「青空」に変えたり、肌の荒れた女性を「美肌」に変えたり、細くしたり、小顔にしたり・・・・

ありとあらゆる「写真補正」を簡単にできるという。
もちろんプロの写真家が「仕事」で撮った写真を、曇り空では困るので「青空」に変えてり、タレントの写真を美肌に変える程度は理解できるのだが・・・・
プロの風景写真家が、自分の「作品」をいじくりまわし、自分が撮った「作品」として世に出すのはどうかと思う。
つまり「写真」と呼ばれた時代は、「撮影技術」や「運」がモノを言う時代で、「撮る技術」の有無が、作品の質を左右した。
ところが「画像」と呼ばれるようになり、「素材」と化し、「味付け」がモノを言う・・・・
もちろんその「味付け」も技術のうちだろうが・・・
それを「AIまかせ」にしたら、果たして「自分の作品」といえるのか????
くまさん

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