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私はこの前から危惧していることは、「生成AI」の存在そのものが「文化」の崩壊に繋がるということ。
単に「AI」だけなら、それは使い方次第では有効だと思うが、それが発展して、いろんな情報を詰め込まれ、それらをもとに「新しいもの」を生み出す。
私は「自問自答」するすることで、自分では学んだこともないのに「答」が得られることが多い。
自分が知らないことを教えてくれるのは「だれ??」だという疑問がわくよね??
それを教えてくれるのは「潜在意識」なんよ・・・
人の意識は大きく「顕在意識」と「潜在意識」に分かれるらしい・・・
で、人がもの事を考えたり、あるいは「知識」を蓄えられるのは「顕在意識」だけ・・・・
じゃ「潜在意識」って何のためにあるの???
「精神世界」ではこの潜在意識こそ大事なもので、よく「内なる宇宙」とかいうけど、潜在意識こそその「宇宙」そのものだと私は思う。
精神科医のカール・ユングは、潜在意識の奥底で「宇宙のすべてのものは、一つに繋がっている」という。
そんなこと、なんでユングは知っているの?おかしいよね・・・・
だって「見えない」んだもん??
つまり、彼も私も「目に見えない存在」から、それらを教えられているわけよ・・・・
で、それを教えた本人は「潜在意識の住民」なんよね・・・・
と、前置きが長くなったが、私が自分で潜在意識に質問した覚えもないのに、気が付くと「文化とは、人の精神的な営み」であり「文化財とは、それを形にしたもの、あるいは記録したもの」という「単純明快」な答えが、「いつの間にか・・・」自分の中にできていたんよ!!
つまり大事なものは「人」という存在なんよ・・・
哲学的に言うと「人間は考える葦である」とか「われ思う、ゆえにわれあり」という話。
つまり「生命体」であり、「意志」だとか「意識」を持ったものが「創り上げた」ものを「文化」と呼ぶということ・・・・
なのに「生成AI」は「与えられた情報」を勝手に利用してというか、「解釈」して「独自のもの」を作り出してしまう・・・・
これって、巷の凡人には「文化」との区別がつかないわけよ、言ったら悪いけど・・・・
絵描きでも、カメラマンでも、物書きでも、すべて「自らの力」で形にするから「くりえ～～たぁ」なんだけど、それぞれ努力して「技」を身に着け、そして磨いているんだけど、そんなクリエーターの生み出したものを、「情報」として詰め込み、それらを勝手に「加工」したり、「利用」して「別なもの」を作る・・・・
これって努力してきたクリエーターから見れば、許し難い存在なんよ・・・
で、問題なのは「生成AI」をだれが使うか?
あるいは「何の目的」に使うか・・・・・
「SNS」を見ていると、それらに作らせた「自分のアイコン」ていどならまだ許せるけど、生成AIって「写真画質」で存在しないものまで作れてしまう・・・・
写真って「存在しないものは写らない」という「大原則」があるのに、すでにそれが崩壊している。
で、人は「飯のタネ」としてクリエィティブなことを仕事にしている人にとっては死活問題なんだけど、それよりも「趣味」として写真やイラストや文章を創るのを楽しんでいる人って、大勢いるよね??
その「創る」という楽しみも、簡単に生成AIが自分で作ったものより上手なものを「形」にできたら、なんか・・・・
自分で創るのも、ばかばかしくなったりするよ???
つまり「人の手による文化」がいずれ、いゃすでに衰退し始めているんだけど、何にも気が付かない人々は喜んで生成AIの作ったものを、あたかも「自分の作品」であるかのようにネットに載せていてはばからない・・・・
ネット上でこれだけ生成AIが作ったものがあふれていると、いずれ「文化」なんてなくなるよ??
「自分の手で創る」ものが、生成AIよりへたくそであったとしても「自分らしさ」のほうが意味があるんよ!!
で、こんな話をするのも実は先ほど「Yahoo!ニュース」でこんな記事が出ていた。
自称“AI誘発性心理反応”の30代ニート「誰にも肯定されていない不安感に」 生成AIの“誤った使い方”に専門家が警鐘
つまり友達がいないものが生成AIをあたかも「人間」の「友達」だと思い込んだり、恋愛の対象だと考えたり・・・・
相手はどんなに「従順な受け答え」してくれたとしても「人格」も「意識」も持たない「キカイ」なんだよ???
その区別がつかなくなり、精神的な病になるものが出てきた・・・
私は「２００１年宇宙の旅」や「マトリックス」に描かれている世界こそ「ＡＩ」のいくつく先だと思うよ・・・・・
くまさん
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