NHKの年末の特別企画「丘の上の雲」も 今年で3年目となる。
その登場人物の一人が、正岡子規である。
奈良にご子孫が居られ、資料を持っておられるが、写真アルバムの中に「正岡子規が愛した女性」ではないかと話題になった写真がある。
ところが名前がわからない。
しかし、そのアルバムの写真の横には写真の説明と思われる紙片が貼ってあった。
ところが当時インクで書かれたものだから、すでに文字が薄れていて読めない。
ということで、その人物を特定すべく、その紙片の文字の復元を試みた。
いろんな方法を試行錯誤で試したが、結果として「可視光域蛍光撮影」で文字が見えた。
この撮影法は、NHKの「源氏物語絵巻の復元」のシリーズでも用いられていたが、紫外線の効果と似たところがあり、インクや染料で書かれたものが蛍光を発することが多い。
で、文字は読めたものの・・・
果たしてそれがその女性の名前だろうか?
ちょっと違和感が残る。
どうも、アルバムの違う写真から剥がれ落ち、別の人がそこに貼っていたのではないだろうか?
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