最初の彼女

【最初の彼女】

僕は500人以上の女性と、メールの交換をしたと言ったよね?

そのためには僕はその10倍のメールを送った・・・

それだけ「マメ」な男なんだけど、メールの交換した人数の1/10の50人ほどの人と実際に会っている。

で、最初は住んでいる近くの人が多く、会って話をしたり、食事をしたりして別れた。

でもその対象が「ネットの出会い系」だから、「全国」の人が相手だし、実際に会うとなると・・・

泊まり込みになるわけ・・・

っうことは・・・

出会いを求める男と女が、一緒の部屋に泊まれば・・・

当然「起きること」が起きる・・・いゃホンマ!!

それらを考えたら「抱き合った」人は、実際に会った人の2/3を超えていると思う。

こんな話を僕はやり取りした人にも、良く話した。

これって、僕が「自慢話」をしているわけじゃないけど、相手の女性はどうも「他の相手」の話を聞くのを嫌がる傾向が強い。

逆に女性は「過去の話」を相手にしたがらない・・・

でも「相手を知る」事って、とても大事だよね??

ましては「生活を共にする」パートナーを探すとなれば、相手のいろんな面を知っておかないと、僕みたいな「一目ぼれ」で好きになったりすると、付き合っている間には「見えない姿」が、生活すると見えてくるわけ・・・

よくオトコとオンナが出合い、「駆け落ち」などをするとき「過去を捨てて、一から出直そう・・・」とか言ったりするんだけど、僕は「ちょっとそれは違うで!!」と言いたくなる。

言ったように、人は生まれたまま、変わらない人はいないわけで、過去の「人生」の影響はとても大きい・・・

それを「互いに」ゼロにして、二人で「一」から出直すということは、二人の今までの「人生」を無駄にするわけよ・・・

それより、「互いに別の人生」を経験しているわけだから、それを捨てるんじゃなく、それを「活かす」べきじゃないの??

一人の人の人生で経験できることって、そんなに多くないけど、仮に「二人」で別々に「経験したこと」を互いに相手に話し、「共有」できれば、これから先の「二人の人生」は、もっともっと豊かになると思わないかな??

それともう一つ大事なこと・・・・

それは二人での「多くの会話」より、実は「抱き合う」事の方が、相手と自分との「相性」を知るのには一番なんよ!!

「性癖」の事もあるけど、単にそんな問題ではなく、一度「抱き合う」と「直感」で相性が分かったりする。

だから、一度だけで別れた相手が多いわけ・・・

それは別にセックス目当てであっているわけでもないのに・・・

で、その次に「付き合った女性」は、だいたいあった人の1/10くらいなんだよね・・・

つまり消去法になるから、最初にマメに「出会い」の経験をすることはとても大事。

と、前置きは長くなったけど、僕が離婚して最初に出会ったのは「17歳年下の東京の女性」。

「ご近所さん」と言うサイトで、「近所」とか「趣味」とかでメールのやり取りをするサイトで「出会い目的」を禁止してはいるけど、当然「写真」の趣味で出会った相手だけど、話が弾むと、当然「恋愛」の話になる。

実は彼女、当時既婚者と不倫していたみたい・・・

その話になって「最近彼から連絡が無い・・・」と言い出した。

どうも毎年彼女の誕生日は、その相手が祝ってくれたし、既婚者の癖に彼女の家にも遊びに来ていて、親も知っていたらしい・・・

そんな話だから、僕はそれは「男にとって都合のいい女なんよ・・・」と相手を慰めたり、「代わりに僕が三十路最後の誕生日を祝ってあげる」と言ったら・・・

ホントに彼女、京都まで出てきた。

あぁそういえば・・・・

綾もちょうど同じ歳だよね??

偶然かな・・・・

世の中には、偶然は存在しない、必ず「必然」だと言われているけど・・・・

それからメールのやり取りとか、電話での話とか毎日していたけど、実際に会うの月一くらいだった。

で、彼女はとても明るい性格で、いつも話をすると僕は聞き役だけど、面白くて笑い転げていた。

その彼女の性格は「悩まない」「落ち込まない」「深く考えない」の3拍子揃っていて、ちょうど僕とは正反対だった。

僕は物事を深く追及するから、胃が痛くなる。

彼女は逆で「食べるのが趣味」で「料理するのも趣味」で、悩まない性格だから、本人も言っていたけど「鉄の胃袋」を持っていた。

で47歳の僕は、リンカーンの言葉「四十を過ぎると顔に責任がある」と思うし、ちょうど三十路最後の彼女だから、「中身」を磨くように言うんだけど、そこは「悩まない」性格だから「馬の耳に念仏」なんよ・・・

何とか彼女の性格を変えようとしたけど、しつこくしたら気まずくなるわけだけど・・・

それでもしばらくすると、「彼女の方から何事も無かったように」メールが届く。

そんなことを2年間経験したんだけど、生真面目な僕から見ると「悩まない」「落ち込まない」「深く考えない」は彼女の「欠点」だと思っていたけど・・・

このまま気まずくなって別れたくないと思ったとき、僕はその彼女の「性格」に対する僕の「受け取り方」を変えてみた・・・

つまり「違う見方」「違う受け取り方」をしたんだけど・・・

そうすると、その性格は、実は「短所」ではなく「長所」ではないかと気が付いた。

僕は物事を深く追及するから、胃が痛くなるし、物事っていくら考えても解決できないことってあるんだけど・・・

そんな時「考えるのを止める」と・・・

いつの間にか、その問題って「解決」していたりするんよ・・・

要するに「考えなくても」「時間が解決する」事って、多々あるんよ・・・

そう考えたとは、それは彼女の「僕にはない」「彼女の長所」だということに気が付いた。

何度も言うけど、物事は「受け取り方」で意味が反対に変わるってそういうことなんよ!!

この後、何人かの女性と付き合ったり、やり取りしたことで、僕は結婚していた17年間で学んだ事より、離婚後の出会いで学んだ事の方が何倍も大きいから、そこで学んだ事を、付き合う人にも「共有」してもらおうとして、こんな話をするわけ・・・・

綾もいくつもの恋愛をして、裏切られたり、自殺を考えたりしたと言っていたけど・・・

どんな出来事だったのかな?

良かったら話してみない??

その話も「別の立場」で考えたら、綾がその時気が付かなかったことでも、今だったら理解できるかもしれないよ・・・・

くまさん

カテゴリー
③とある女性とのやり取りの記録
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