- 【少しでも誤解を少なくするには・・・】
- 2006年05月25日21:19
綾にも何度も話しているように、「文章」というか「単語」の一つ一つに対するイメージって、「万人共通」じゃない・・・・
それと・・・・
こういう文章からコメントがあり、またそれに返す・・・
そのやり取りの中に、実にためになる話があったりする。
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僕は日記を書くつもりは無い。
だけど、僕の考え方は「受け取り方」によっては、大いにプラスになると思います。ネット上でのコミュニケーションの限界を、いゃと言うほど味わった。
それは「常識」と「思い込み」とか、多くの場合、書き手の問題以上に「受け取り手」に問題がある場合が多いと思います。で、じゃ・・・書き手側に何の問題も無いのか?
あるいは、誤解されることは「防ぎ様が無い」のか??僕はいくつものトラブルを経験した中で、色々と考えることがあった。
僕は「学習機能」が人一倍働くようである。
で、誤解を招く要因を色々考えた。
まず「ことばに思い入れを込める」ヒトが居る。
なんかもったいぶって、「ひとつの単語」に、思いっきり意味深の言い回しをしたり、あるいは「詩」と言うか・・・
訳の解からない「単語の羅列」に、自分の思いを込めるヒトに居る。
本人にとっては、それは芸術活動であったり、あるいは一つの団子、違う!! 一つの単語に込めた思いが「相手に通じると」思い込んでいたりする。もっと言うと「専門用語の羅列」だったり、「難しい単語」を使うことであたかも自分の価値を上げようとするヒトも居たりする。
でも、そんなヒトに限って、実は本人もその単語の意味が解かって居なかったりする。前にも言ったように「単語」とは、共通のイメージを持っているとは言いがたいのだけど、でもその中でも「簡単なことば」だと、割と似たようなイメージを抱けるのではないのかなぁ・・・と思ったりする。
もう一つ、さっきの「常識」なんだけど、例えば自分の考えをヒトに伝える時、ひょっとして「そんなの常識やん!!」と思ったことは無いだろうか?
言い換えれば「そんな事、いちいち言わなくても・・」とか「説明の必要は無い」と勝手に思っていませんか??つまり「説明不足」が原因で、結果として「誤解」が生じることは、多々、いゃ多々々々・・・有りませんか??
そして、他に「抽象的」な言い方をしていませんか?
つまり、曖昧であり、受け取り手のイメージが極端に変わるようなことばを使っていませんか??僕は出来るだけ「具体的」な、あるいは「具体的に」文章を書きます。
言い換えれば「説明的」である必要があると思っています。例えば、自分の経験を交えたり、あるいは「具体例」をあげたり・・・
そうすることで読み手も「共感」を抱けたりします。僕が心がけていることは、「やさしい言葉」を使い「具体的」に、そして「説明的」に文章を書くことを心がけています。
だから僕の文章を見れば解かるように「長い文章」になってしまいます。
それも「しつこいくらい」「説明的」に書いて、ちょうどいい・・・と言うか、ひょっとしたら「それでも足らない」のかも知れない。そして、もう一つ心がけているのが「話すように書く」と言うこと。
もったいぶって書くのではなく、「友達と話す」感覚で、そして「ホンネ」で話すことが、少なくても自分の考えを、「極力・誤解の少ないように・・・」相手に伝える秘訣ではないかなぁ・・・・と、思ってみたり、したりして・・・くまさん
コメント
- SORO2006年05月26日 04:03
- うんうん。くまさんの言う通りです。そして読んでて嫌みが無い。これは文章を練ってきたかなりの経験者であるし、心が柔軟で豊かである証拠でもある。だから、くまさんの文章は面白い。次回も楽しみに待っています。
- lanimama2006年05月26日 16:20
- 賛成です。
勝手にお邪魔してしまいました。
すみません。
共感したので「一言」
- くまさん2006年05月26日 20:50
- きーぼーさん、こんばんわ
なんなんだろうね・・・SOROさんも、どこかで僕の文章を見たらしく、いきなり押しかけてきたし・・・・
でもそれも円、もとい、それも縁・・・ただ、ヒトにはいろんな面があり、一つの面だけでそのヒトのイメージを創り上げると、後で失望します。
実は、出会い系で、メールのやり取りを始めるでしょう・・・
すると、相手のメールを読んで、なんか勝手にイメージを創り上げるわけ。
で、イメージは勝手に膨らんでいくんだけど・・・
実は、その創り上げたイメージって、実在の相手の姿とかけ離れていることが多々ある。
いゃ、ほとんどがそうと言うべきか・・・で、実際似合ってみると、イメージと似ても似つかなかったりして・・・
と、言うことはどう言うことかというと・・・
ヒトって、「想像を絶する」という言葉が有るけど、例えば自分の経験したことのないことなんて、想像できなかったりする。
で、実はそう言うメールのやり取りって、ことばをちゃんと理解する以前に「思い込み」が選考、またまちごた・・専攻しているわけ・・・
で、その思い込みって、何かと言うと、実は「自分の潜在意識」を反映していたりする。よく言うんだけど、メールのやり取りで、相手に抱いたイメージって、実は「鏡に映った自分の姿」だとおもったりする。
自分のこころの中を相手に反映していたりすると、おもって、みたりして・・・くまさん
- lanimama2006年05月26日 21:12
- 感性が似ているから
共感できるって事じゃない?
自分でも解っていないんじゃない?って
文章書いている人見かけると
「力抜いたら?」って思うし。
ただ、それだけ。
私には難しい理屈は無し。
- lanimama2006年05月26日 21:40
- 追記
「おしかけて来た」って
迷惑でしたか?
- くまさん2006年05月26日 22:27
- えろうすんまへん・・
迷惑なんてとんでもない・・
「押しかけ」ってことばをどう受け取るか?だと思いますよ・・・
例えば「押しかけ女房」と言う言葉があるでしょう?
それをどう受け取るかでしょう・・・と、それと「押しかけ」と言うのはSOROさんですよ・・
だけど、それをホントに僕が嫌がっていたら、決してそう言う言い方はしませんよ・・
解かるかなぁ・・たとえば「スカンタコ」という、今では死語でしょうが・・・
ホントに「好かん」ヒトに言いますか??と、なんかヘンなことになってきたけど、これって正に「受け取り方で180度意味が変わる」と言う実例でしょう??
くまさん
- SORO2006年05月27日 04:09
- キーボーさん、僕が種を蒔いた形跡があるので、巻き込んでしまったらごめんなさい。議論には絶対的な正義という物はなく思考もその日の気分で変化します。僕と「キーボー」さんは、くまさんから嫌われているのでは無く、くまさんの人生論を愉快に拝聴している訳です。
「キーボー」さんにも人生論があり、僕にも有る。
その違いを楽しんでいるのです。だから、くまさんは、「キーボー」さんが好きなのです。もちろん僕もね。
ゆったり、やっていきましょう。
- くまさん2006年05月27日 08:18
- SOROさんへ
なんというか・・
不思議なんよね、どこから表われたの?と最初思ってしまった。
だって、ヒトの書いた文を読んで、友達になってくださいと言うんだから・・・
で、プロフを見てみると「アプロ11号」さんと友達だったりするし・・・
へぇ・・・そう言うつながりなんだぁ・・・と思った。で、先日もう一度 SOROさんのプロフを見ると55歳と書いてある。
するっていと、僕より年上なんやぁ・・・・確かに世の中、「年上」であることや「肩書き」とか「役職」とかを嵩にきて威張っているヒトが多い。
そう言うヒトほど、ものの考え方が固まっていたりする。
よく聞く話だけど「四十を過ぎると変わりようが無い・・」と言うヒトが居る。
多分世の中の大半のヒトは、そうなんだろうと思う。だけど、僕は好きな言葉としてあげた「四十・五十はハナタレ小僧」という言葉がある。
これはどうも、日本画家の奥村土牛の言葉じゃないかと思うんだけど・・・・・
確か百歳くらいまで現役で絵を描いていたと思う。人生って、世の中に出てからが1年生じゃないかなと思ったりする。
すると、二十歳なんて、まだオシメをはめているわけよ・・・・
四十でやっと成人式と言う計算だけど、でもホントはニンゲンが、人生から色々学び始めるの四十を過ぎてからだと思う。
だからハナタレ坊主だし、リンカーンの「オトコは四十を過ぎると、顔に責任がある」と言う言葉もまさにそれなんだと思う。
女性だって、もって生まれた美貌はいずれ衰える・・・
「歳よりも若く見られます」と言うヒトに限って、若かった為しがないんだけど、四十を過ぎて若さを誇ったところで、ホントに若いものにはかてやせん・・・
それより、人生でなにを学んだか?がその歳から顔に出てくる。だから、自分の顔は、自分の責任であると言っているわけですよね・・・
で、大事なのは「学び続けること」そして「変わり続けること」じゃないかなぁ・・・と思ってみたりして・・・
僕は年下のものとか、立場で言うば目下のヒトにだって、解からないモノは「解からない」と言うし、知らないことは「教えて」と聞く。
何も恥ずかしいことじゃないし、それで自分が大きくなるんだからいい事ジャン・・・・そして、年下だって、自分が学ぶに値するものを持ったものにはへりくだるし、肩書きを自慢するものにはバシッとやったりする。
いるよね・・・世の中に一流会社のエリートコースを歩み、挫折を知らなかったヒト。
役職まで上り詰めても、リストラされたらそれで終わり・・・
肩書きを外されたら、ただのヒト・・・・
その歳まで挫折を知らないと、ホント固まりきっているから変わりようが無い。だけれど、僕なんか若いときから、自分の思うように行った為しがないから、いつでも進路修正が出来るし、応用が利く。
写真の世界も実は同じで、例えばカメラマンでも、同じ写真館で長年ベテランとしてやってきたヒトでも、そこを辞めて、他の店に行くと、ただのヒトだったりする。
つまり、通用するのは「そこだけ」なんよ、現実は・・・
コマーシャル撮影でも「建築写真」「料理写真」「商品撮影」とかジャンルが分かれていて、それ専門にやってきたら、他の分野では素人と同じだったりする。
写真って、撮影だけじゃなく「暗室作業」と言う、まさに陰の仕事がある。
本来自分を主張できない仕事だけど、でも現在ではその技術を持ったものが少なくなった。専業化されればされるほど、隣の分野では素人と同じ・・・
僕は、いろんな分野を渡り歩いたし、写真の前に絵を描いていたから「復元」と言う仕事が出来た。何でも「応用」だと思う、ヒトもそれが菊か田舎・・・もとい 聞くか否か・・・
くまさん
- SORO2006年05月27日 17:58
- くまさん。論じて貰い有り難う。まさに、その通りだと思います。出来てると信じているのは、自分の専門の範囲内だけ。
でも、それを取りはずされると、手も足も出ない。ツブシが効かない。そこで謙虚になる人。開き直り傲慢になる人。人生色々です。(何処かで聞いたヨウナ)
最期まで柔軟性を持ったこころでいたいです。
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