何度もしつこく砂澤さんや葉室さんの話をするのだが、共通することとしては神さまは実在し、ちゃんと信じる者には「おかげ」を授けてくれる存在であり、信じない者にはむしろ罰を与えたりするのが、「日本の神様」という存在らしい。
一方、一般的にスピリチュアル系では、神さまはかわいい「我が子」に罰など与えるはずがなく、むしろ罰は自分で創り上げたものだという。
随分違う存在だと思うし、また「引き寄せ」の法則から見ると、すべての出来事は「自分の思考と行い」から生じるもので、すべての責任は「自分」にあるという。
だから、自分の思考を変えれば、「人生」は変わるという。
ただ、多くの場合、この手の話には「因果律」の話が出てこなく、すべては「現世の自分」だけの問題だという。
果たして、どちらが正しいのか???
私は十数年前に、今でいうチャネラーだと思うが、れっきとした霊能者から「前世」の因縁が、現世の私に災いをなしているといわれた。
無信心な私はそれをそのまま鵜呑みにはできなかったが、しかし私の守護霊からの伝言を伝えられ、それに従ったら少しは状況が変わったことは事実であるし、しかもその霊能者は守護霊がチャンネルを繋いだらしく、プロであるにもかかわらずまったくの「無報酬」で応えてくれた。
だからこそ、彼女の言葉に嘘はないと信じるのだが、しかしそれにしてもずいぶんと突飛な内容だったので、その後も「半信半疑」ではあった。
その話は4つの神社に絡んでいたから、「神さま」が絡んでいるとは思い、その後も何度もそれらの神社に足を運んだのだが、確かに地道を走って、とんぼ返りで返ってきているのに、疲れはまったくなく、むしろ「元気」をもらって帰ってくる。
しかも最近はその時のガソリンの燃費は、極端に普段よりは上がるような「現象」を常に経験するのだが、私のそんな「不思議な経験」をほとんどの人は信じないらしい。
特に宗教関係者は興味を示さない。
しかし、砂澤さんのあの本には、私の経験など足元にも及ばないような「ふしぎ」な話がいっぱい詰まっている。
葉室さんの書かれた本にも、そんな経験はたくさん書かれているのに、それを信じない人が大勢いることはとても残念だと思う。
砂澤さんは、実際に厳しい修行をされて、「神さまが見える」とまで言われる。
そして、砂澤さんも葉室さんも「感謝」が大事であり、例えば神社で「入学祈願」を親がする場合でも、それこそ入学させてくれたらお礼に来るが、受からなかったら来ないという。
それは「感謝」ではなく、神さまとの「契約」だという。
西洋の神は、まず「罰ありき」で始まる、契約の神だが、日本の八百万の神は、「感謝」の気持ちから始まり、「おかげ」を授けてくれるという。
こんなことを言われる葉室さんは、神道の実績が全くないにもかかわらず、神社界の最高階位の「明階」を実力で取られているし、実際に由緒ある二つの神社の宮司という職を、いきなり経験された。
そして、砂澤さんは、逆に昔の小学校しか出ておらず、神さまが小さい時から、付きまとい、「お代になれ」としつこく勧誘されたという。
そして、その修業は、だれかについて学んだわけではなく、直接「神さま」がつきっきりで教えてくれたという。
そして、いつの間にか、お堂を立ててくれる人が集まるようになり、衣食住に不自由しなかったらしいが、その代わりその修業はとても厳しいもので、真冬の雪の積もる夜中に自宅のそばの川に浸かって、一心不乱に「祝詞」を上げたという。
また伏見稲荷には「お山」に何度も行って、つららの下がる滝に打たれたり、「百日間の断食」を達成したという。
ただ、その時も断食だけじゃなく、いつものように「お山」をして歩き回ったらしいが、さすがに80日を過ぎると、這って上ることもできなくなったときに、神さまが白馬に乗せて、道場まで送り届けてくれたという。
普通の人にはとても信じられないような話だが、彼女にとっては伏見稲荷のあの山には、たくさんの神様がいて、それがすべて見えるという。
その彼女も、伏見稲荷の関係者から「直轄の講社」に入るように勧められ、最初に3年間の講習を受けて、「四級教師」になり、「扱いどころ」を作ったが、最終的には扱いどころは「特級支部」にまで昇格し、自分は「一級教師」にまでのぼり、「仁階」を授けられたというが、しかし仁階がどれくらいの階位なのかは調べても判らない。
そんな、対照的な二人が、ともに神は存在し、奇蹟も実際に何度となく経験されたというのに、そんな出来事に興味を示さない人が大勢いることは、そりゃ、日本も滅びるよ・・・・
そんな人は、一度お二人の著書をちゃんと読みなはれ!!
人生変わるから・・・・
(資)文化財復元センター おおくま
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