復元そのものの話題ではありません。
地元の衆議院議員である「井脇ノブ子」先生は、小泉チルドレンの一人で、大分県のご出身。
議員である前に教育者として名高い方ですが、もともと史学科のご出身で、文化財保護には大変理解のある方ですが、その先生は中国にも大変つながりのある方。
その先生に、デジタル復元技術を中国の文化遺産に活かしたいと、ご無理をお願いしています。
そのパイプ役として紹介されたのが「呉 汝俊(ウールーチン)」なる人物。
紹介されたときは、まったく名前に聞き覚えが無く、どんな方なのかお聞きしたら「日本在住の音楽家」との事。
早速Amazonで検索するとかなりの枚数のCDが出ていた。
早速大量に買い込み聴いたのだが、私は二胡や中国音楽には以前から興味があり、いろいろとCDを持っていたが、彼が奏でるのは、二胡とは少し違う「京胡」と呼ばれる「胡弓」の一つらしい・・・
私は音楽の専門知識は無いもので、二胡と京胡の区別も付かない。
しかし、流れるような曲がとても心地よい。
井脇先生から、彼は中国でも有名な音楽家で、中国政府の文化関係の要職にも付いていると聞いていた。
その彼に、私のデジタル復元技術の資料を託してある。
中国は特殊な国で、日本からも敦煌をはじめ多くの文化遺産に、専門家が関わってはいるが、「民間」として仕事をすることはとても難しい様子。
それをお願いしている彼には、まだ一度も直接お会いして挨拶をしていない。
先日井脇先生から、「呉 汝俊の本が出ている」と聞き、早速またAmazonで調べた。
「もし風が見えたなら」(安藤俊介・ポプラ社)という本で、まだ発売されて日が浅い。
中には北京オリンピックの話や四川大地震の話まで出てくる。
その本には、呉 汝俊が何故、日本に来たのか?が書かれているのだが、その大半は日本人である奥さんとの心温まる話なのだが、奥さんは21歳も年上の女性登山家だった人。
もう一つ、彼の芸暦に触れると、彼は北京にある京劇の最高峰「中国戯曲学院」に、13歳で11歳の妹と同時に試験に受かり入学している。
なんと競争率は28万人の受験者で、合格者は27人だったとの事。
21歳で首席で卒業し、23歳の最年少で「国家2級」の資格を取っている、京劇界の超エリートなのである。
その彼と21歳年上の奥様は20年間連れ添っているらしく、その経緯や彼の活動が生き生きとこの本には描かれていた。
また、これを映画化する話も進行中との事。
そんな、有名人に中国とのパイプ役をお願いしているので、私としても可能な限り彼の活動を応援したい。
早速、彼の所属する事務所からメールが届いたの出紹介する。
彼がテレビに出るらしい・・・
番組は「賢者の選択」と言う番組で、詳しくは届いた画像を見ていただきたい。
私もパソコンに保存するつもりである。
呉 汝俊 旧プロフィール
呉 汝俊 新プロフィール
呉 汝俊 新所属事務所
コメント
松平さん
書き込みありがとうございます。
新しい所属事務所が、管理されているようです。
こんばんは。
ルーチンさんに、お礼のお手紙を出したいのですが、
何処に送れば、よいのですか?